ごくありふれた普通のペンチです。
うーん、どこにでもありそうなペンチですね^_^;
子供の頃から愛用しているもので、父親が購入したものだと思います。作られてからおそらく40年以上は経っていると思われますが、今も現役で使っています。ただ、ペンチはこれ一丁だけではないので、出番は少ないですが^_^;
何かと重宝するペンチ、大抵一家に一丁はありますよね?
このフジ矢製No.1050はJIS規格ペンチの原型となったもので、標準的なペンチとして今もなお同一品番で作られ続けているロングセラー商品です。私が子供の頃は工具などの選択肢が少なかったので、一般家庭にあるペンチといえば大抵この1050シリーズだったのではないかと思います。
真ん中に「富士山」と「矢」を描いたマークが入っています。
■仕様
品番:No.1050H-200
サイズ:200mm
材質:特殊鋼
メーカー希望小売価格:4,620円
実売価格:2,000~3,000円くらい
ちなみに、裏面はスッキリしています。
普通だけど基本がしっかりしている。
パッと見は古くなった普通のペンチで、これと言って凄いところもありませんが、よくよく見てみると各部の作りがしっかりとしていて、一つひとつキチンと仕上げられたものであることが分かります。
外観上は若干サビが出ていますが、動きは非常に軽くスムーズで、ガタつきも全くありません。100均モノとはまるで比べものにならないほどの高いクオリティです。
見た目からは想像できない滑らかな動きが魅力です。
1050シリーズには絶縁性のある樹脂グリップが巻かれたサイズバリエーションの豊富なタイプもありますが、本製品は素の状態の最もスタンダードなタイプとなります。私は、このような素の状態のものが好きで、ダイレクトに伝わる感触や、手に馴染む感じが気に入っています。
滅多に左手で持たないので、ちょっとぎこちないw
電気関係の仕事に使うのであれば、絶縁性のある樹脂グリップのものがお勧めですが、針金や鉄板などを扱う作業には必ずしも樹脂グリップがなくても問題はありません。
柄の部分(内側)にも刻印が入っています。
挟むのはもちろん、線材などの切れ味もバツグンで、長年使い込んでも刃こぼれひとつしていません。素性がハッキリしない安モノを使っていて、ちょっと硬めの鉄線をカットしようとすると一発で刃がダメになって「あれれ?」なんていうことがありますが、本製品ではそんなことになりません。
刃の部分はもちろん飾りではなく、よく切れます。
よほど握力の強い人がピアノ線などをカットしようとすれば、刃こぼれしてしまうかも知れませんが、普通の力で鉄線や銅線をカットする分には、それらが切れるか切れないかのどちらかで、ペンチ自体が刃こぼれする可能性は低いと思っています。
長く使える!
購入する時に父親が、「これなら長く使える」などと考えたどうかは不明ですが、結果的に長く使えており、このまま普通に使っていれば、この先もずっと使えると思います。そして、万一製品が破損したとしても、また同じものを購入することができるというところがロングセラー商品の良いところですね。
全開の状態、何かに見えてきた。。。
そう、何となくカエルみたいに見えますね^_^;
まぁ、用途的には100均モノでも足りる場合がほとんどなので、安いモノを頻繁に買い替えるというのはアリだと思いますが、それでも一丁くらいは長く使える良いものを持っていたいものです。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
hideさん
2015/03/04
個人的に刃物はメンテ必須なので国産にしています
切れなくなったら取り替えます
クニペックスだと高いのでこの辺で妥協したいですね
hatahataさん
2015/03/04
古くからつくられているんですねぇ。
今のはロゴが新しくなってるみたいですよ。
izappyさん
2015/03/04
高価な工具には憧れますが、
一つも持っていない気がします^_^;
最近では商品の選択肢は増えましたが、
安かろうモノが多いので、
買って失敗することも増えましたね。。。
izappyさん
2015/03/04
ロゴについては、たまに変更される会社や
ブランドがありますが、新しくなってはじめて
昔のロゴの素晴らしさというか存在感の大きさに
気付くというか、、、
変えなくても良かったのになぁ、
と思うことが多々あります^_^;
もちろん逆の事もありますけどねw