モーターの力で消しゴムを回転させて文字などを消す道具です。
こういうのは子供の頃に欲しかったなぁw
おものだちさんのモチモノで存在は知っていながらも、今までなかなか巡り会えませんでした(たぶん気付かなかっただけ^_^;)が、時間調整のためにダイソー内をブラブラしている時に偶然見かけて、咄嗟に購入してしまいました^_^;
文房具コーナーにありました。
電動字消しというと、私が社会人になった時に会社から支給されたものの中にもあって、その後作業がPCに移行するまで長く使ってきた懐かしいアイテムです。
主に厚トレーシングペーパーにロットリングで描いた線画や清刷の原稿を修正するために使っていました。当時使っていたのは内田洋行の茶色とクリーム色のツートンのモノで、仲間内では「電消し(でんけし)」と呼び合っていました。
以前愛用していたものと同型の字消し器
さすがに古過ぎてネットでもなかなかヒットしません^_^;
大抵は字消し板を併用して、消したい部分だけを消す感じで使用していました。また替えの消しゴム自体の種類は結構あって、昔ながらのサラサラした消しゴム(よく鉛筆に付いている消えないやつ^_^;)からザラザラの砂消し、もちろんプラスチック消しゴムもありました。
プラスチック消しゴムの中には、紙を痛めにくい特殊な研磨剤を練り込んだものもあって、用途によって使い分けていた記憶があります。
替えゴムの例(ネットより引用)
何れにしても、今はすっかり使わなくなってしまいましたが、懐かしくてつい買ってしまいました^_^;
意外とよく出来ています。
本製品はカラーバリエーションが豊富ですが、最もチープ感の少なそうな「ホワイト」をチョイスしました^_^;
電池は単四形を2本使用しますが、さすがに別売となっています。また、消しゴムも1つしか付いておらず、替えゴムもまた別売となっています。
モノとしては意外とよく出来ていて、本体の開け方(電池の交換方法)などもデザインを損なわない構造になっているところが魅力的です。多少残念な部分もありますが、100均モノとしてはよく出来ているほうだと思います。
電池の入れ方:まずは先端のカウルをひねって、
取り外します。
すると本体が真っ二つにパカッと割れます。
単四形電池を2本セットします。
内部のモーターはメーカー名無しの「XL-130S」という品番のいわゆる130モーターと呼ばれるモノが入っていました。130モーターはミニ四駆などに使われているモーターで種類も豊富なので、交換したら凄そうですねw
2014年製のモーターが入っていました。
電池をセットしたら、カバーを元通り取り付ければ準備完了。
よくよく見ると開け方が刻印されていました。
消しゴムはただ先端に差し込んであるだけなので脱着は簡単ですが、長さ調節ができないので15mmあるうちの約半分程度しか使えないのが、ちょっと勿体ない感じですね。(以前使っていたものは消しゴムの出幅の調節ができました)
消しゴムは差し込んであるだけです。
この価格なら上出来だと思います^_^;
普通の消しゴムという感覚で見ると大きめですが、ペンのように持って使う電動消しゴム的に見ればコンパクトな方で、大き過ぎず小さ過ぎずちょうど良いサイズと言えます。重さ的にも以前使っていた単三形電池を使用するものより軽くて扱いやすいかも知れません。
ボタンを押すとモーターの軸に装着した消しゴムが回転します。芯ブレもなくスムーズに回っていて変な振動なども感じられません。
本体と一体成形のボタン、樹脂の弾力を利用しています。
動作音は、いかにもモーターといった「ウィーン」という音がします。静かではありませんが、うるさいという程でもないので、音としてはまぁこんなものでしょう^_^;
この持ち方はNGで、ペンのように持った方が使いやすいです。
ただ、以前使っていたものと比べると、回転方向が逆のような気がします。
本製品は向かって時計回りに回転します。ちょうど右手で持って使用すると消しカスが奥に排出される感じで、これはこれで良いのかなと思いますが、字消し器を長く使っていなかったにも拘らず、体が反対の回転で慣れてしまっているようで、どうしても違和感を感じてしまいます^_^;
まぁ、それは電池を逆に入れ替えるという手もあるので良いとして、消しゴムとしての機能は十分果たすと思います。製図やお絵描き用途には勿論、子供の漢字の添削などにも使えそうですw
字消し板と組み合わせれば最強!...昔だったら^_^;
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購入金額
108円
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購入日
2015年02月22日
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購入場所
ダイソー
hatahataさん
2015/02/24
私もそうでした。軽く当てると結構綺麗に消えるのに、ついついキツく押し当てちゃうんですよね。
結局自作品の部品になりました。(笑)
izappyさん
2015/02/25
今まで引いて切っていたノコギリが、
押して切るノコギリに変わった感じに似てます^_^;
軽く当てるといえば、紙を押さえずに軽く当てると
凄い勢いで紙が飛んでいって意外と面白いですw