私には野球用品についての知識は無く、調べてきた事と自分の感覚でレビューする事を先に書いておきます。

まず目に付くのが手の甲側がメッシュになっている事でしょう。

普段野球をやっていない者がグローブに手を突っ込んで気になるのは、手の両面に当たる固い革の感触です。

ちなみに私は野球は高校の授業くらいでしかちゃんとやった事は無く、息子が野球を始めてからもグローブをしてキャッチボールをした事はありませんでした。

今回購入時にいくつか触り手のひら側の革の感触はどれも変わらないものの、甲側に当たる感触が本品だけソフトでとても扱い易く感じました。

家に帰ってから調べてみると、このメッシュ素材を使ったグローブは国内メーカーではソフトボール用でしか作っていないそうで、本品はビクトリアと Rawlingsとのコラボモデルだそうです。

Rawlings自体を知らずどこかで見たロゴデザイン程度にしか思っていなかったのですが、アメリカでは老舗の野球用品メーカーなのですね。

とにかくメッシュ素材と黄色のコントラストに一目ぼれでした。

同じコラボ商品にウェブ（ネット部分をこう呼ぶらしい）がクロス系モデル（革が十字に交差しているモノ）もあるようなのですが、購入した店には本品しかおいてありませんでした。

このウェブの種類はいくつかあり、本品はショック系ウェブに分類されるようですが、この二つは内野・外野に特化せずどのポジションにも使われるようです。

手の平部分と小指のところに刻印があります。

平の部分にも紐が通っていますが（この部分を”トジ”と呼ぶそうです）、縦に通したり横に通したりでポジションの向き不向きがあるそうですが、本品はオーソドックスなヨコトジであらゆるポジションに対応しているそうです。

しっくりくるとは言ってもやはり革が固く息子とのキャッチボールくらいでは柔らかくなるのにも時間がかかるでしょうから、お店でスチーム加工をしてもらいました（購入者無料）。

本格的にやっている方だと革に悪いとか型が自分好みにつけられない等がありスチーム加工はあまりお奨めでは無いようですが、私の様に使用頻度が少ない者にはありがたいですね。

これも後から知ったのですが、店によっては柔らかくなりすぎて使いづらくなったという人もいるようですが、今回は適度に柔らかくなりとても使い易くなりました(^^

本品は「オールラウンドモデル」として売られており、私が使わなくなったら息子が使えればと一瞬思ったのですが、私は右利きで息子は左利きなので流用が効きません(^^;

私がしっかりメンテナンスしてより手に馴染むよう育てていくとしますかね。