DELLが販売しているインテリジェント・スイッチで、最も安価な製品。
最大8ポートと、この手のスイッチとしてはポート数は少ないが、個人利用ではむしろ手頃な大きさで、設置場所も一般的なスイッチング・ハブと大差ない。
設置前に撮った写真がちとミスって消してしまったので、設置状態から引っ張り出して撮影。
8ポート・ハブとしては大柄だが、インテリジェント・スイッチとしては小型の部類である。
なお、最近はこういう「小型で、Webベースでの設定が出来るインテリジェント・スイッチ」のことを、スマート・スイッチと呼ぶらしい。
確かに、インテリジェント・スイッチとしては色々と機能不足(Serialポートがなく、設定がすべてWebベースに頼っている)だし、インテリジェント・スイッチほど敷居の高い製品でもないので、別個の製品として扱うのも頷ける。
・・・つーか、本格的なやつだと中小企業じゃオーバースペックだし、管理する側の負荷もでかいので、中間的な位置づけの製品としたほうが売り易いだろう。
実際、家庭用として欲しがる私のような人種も居るし。
ポート部分と、インジゲータ部は必要最低限に抑えられている。
8ポートのLANコネクタそれぞれには、リンクLEDとアクセスLEDが付く。
その左側にあるPowerは電源LED、その下にあるMANAGED MODEのLEDは、緑点灯時が管理モードON、消灯時が管理モードOFF、赤点滅がリセット中の表示となる。
右側の「MANAGED」 「MODE」の間にある穴は、管理モードのON/OFFスイッチ。
ここの穴の中にあるスイッチを、伸ばしたゼムクリップなどで10秒くらい長押しすることで、ON/OFFが可能。
なお、一度でも管理モードをOFFすると、管理モードON時の設定は全てリセットされる。
再起動が必要な場合は、電源ケーブルを抜差しするか、管理画面から再起動する。
小型でも業務用なので、ラックマウント用金具が装着可能。
たまにサーバーラックされているのを見るが、こいつのポート数で足りるんだろうか。
んで、こちらが元々ウチで使ってたもの。
このPowerConnect2708は本機とほぼ同一の仕様だが、JumboFrame非対応のため、LAG構成でもLAN側の性能がフルに出ないという問題があった。
2808はJumboFrameへの対応、及びファームの設定項目を整理・改良したもので、基本性能は殆ど同じものだ。
ただし、スペックに現れない部分で改良されており、通信速度と安定性が増している。
LAG構成でのJumboFrame利用時、起動後のリンクアップが少し遅い(起動完了後に、二秒くらいかかる)傾向があるが、速度の方は申し分ない。
120MB/sで頭打ちだけど、データ転送中はほぼ上に張り付きっぱなし。
ネットワーク間のデータ転送でも、内蔵HDD相手とほぼ変わらない速度を叩きだしてくれるので、R/Wにおけるストレスは皆無。
最近のマザーボードには、LANが複数載っていることも珍しくないので、速度向上を狙うならスマートスイッチの導入は選択肢として大いにアリだ。
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購入金額
0円
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購入日
2015年02月05日
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購入場所
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