去年の今頃に発表があってから欲しい欲しいと思いながら
きっかけが無く購入しなかったH220-Xですが、
fractal design のdefineR5のレビューが当たったので購入
まだ箱から出しただけで組み込みすらしていない状況ですが
※購入してから1週間、すぐに取り付けたくって仕事をサボってまで秋葉原に寄ったのに
まだ組み込んでいない・・・
組み込んだら追記していきます
組み込みました
水冷メーカーのswiftechから発売されたオールインワン簡易水冷です。
フェースブックの新製品紹介ページに掲載されてからず~と気になていたものの、
なかなか踏ん切りが付かずに買えなかった商品で、
なんといっても、見た目にヤラレました。
・一般的な簡易水冷とは一線を画するデザイン!
・将来的に、どんどん追加パーツを取り付けられる拡張性!
・グラボの水枕も付けて駆動出来るパワフルなポンプ!
・あまり人が持っていない
本当はH240-Xの140mmクーラー×2の方が良かったのですが、ちょうどOLIO.SPECで品切れ中で、
再入荷まで1ヶ月もまてなかったので『色々なケースに取り付けるのに制限がなさそう』と
自分に言い聞かせて本商品にしてみました。
※通販で商品が届くまで待っていられず、OLIO.SPECまで仕事中サボって購入しに行ったのに忙しくて取付が1ヶ月できなかった間に再入荷されていた時は自分の短気さに呆れました
【スペック】公式はこちら
ラジエーター部分
ラジエーター材質・・・・・・真鍮チューブ、ルーバー銅フィン
ラジエーター本体寸法・・・・247mm x 126mm x 115mm
フィル・ポート・・・・・・・G 1/4
ラジエーターバルブ継手・・・Integrated swivel 90° elbows, 3/8" (10mm) OD
ポンプ速度制御・・・・・・・PWM
ポンプ速度範囲・・・・・・・1200 ~ 3000 RPM
電圧・・・・・・・・・・・・12 V DC
Pump nominal power・・・6W
Pump Power connector・・SATA
Pump RPM & PWM コネクタ・Mini 4-pin
Pump MTBF・・・・・・・・60,000 hours
標準FAN×2
FANサイズ・・・・・120mm x 120mm x 25mm
速度制御・・・・・・PWM
速度範囲・・・・・・800 +/- 25% ~ 1800 +/- 10%RPM
エアフロー範囲・・・24~55 CFM
静的圧力範囲・・・・0.53~2.29 mmH20
ノイズレベル範囲・・16~33dB
公称電圧・・・・・・12 V
公称電流・・・・・・0.2A
コネクタ・・・・・・ミニ4ピン
Base plate material・・C110 銅
Cooling engine・・・・0.25mm x 0.25mm マイクロピン配列
Barb fittings・・・・・Swivel elbows, 3/8" (10mm) OD
Port thread・・・・・・G1/4 standard
対応ソケット・・・・・Intelソケット LGA 1150 , 1155, 1156, 2011, 2011-3 (775,1366 別途バックプレート必要)
AMD ソケット AM2, AM3, FM1,FM2, 939
【レビュー構成】
【CPU】 intel i7-4790K(殻割リキプロ化)※別サイトへのリンク
【クーラー】 本商品とPhanteks PH-TC14PE OR(比較用)
【M/B】 ASRock Z97 M OC Fomula
【Mem】 G.Skill F3-2666C11D-16GTXD (DDR3-2666 CL11 8GB×2)
【SSD-OS】プレクスター/plextor PX-128M5P
【SSD-game用】 OCZ460A-25SATA3-120G
【HDD】 TOSHIBA DT01ACA200
【VGA】 Palit GeForce GTX 670 JetStream 2GB OC (NE5X670H1042-1042J)
【光学ドライブ】 ASUSTek SATA接続内蔵型DVDドライブ DRW-24D3ST
【ケース】 FractalDesign Define R5
【電源】HEC COUGAR GX(V2) 800W/80PLUS GOLD (HEC-GX800V2)
付属品
- 水枕の光る部分の色変更用着せ替えシートが3個
- 8分岐PWMスプリッター×1
- グリス
- インテル、AMDバックプレート
このデザインに人目惚れ
水枕が、普通の簡易水冷と違い、本格水冷?!と同じ Apogee XL を使用しています。
水枕とリザーバータンクはLED内蔵で光らせることができ、好みに合わせて赤、青、白、緑と4色から選べます。
光物すきー にはたまらない一品です。
柔らかホースでラック楽
ホースも柔らかく、取り回しがし易いです。
ラジエーターにリザーバータンクとポンプが付いているので、ケースのボトムに取り付ける事ができません。
下駄を履かせて、リザーバーとポンプを逃がしてあげれば取り付けは可能です。
普通にトップ、又はフロントなど取り付けるのは問題ないのですが、自由度が若干減ってしまっています。
また、フロントに取り付ける時もリザーバーが反対向きになってしまうので、サイドパネルがアクリルであったとしてもせっかくのLEDで照らされているリザーバーが見えないのが残念です。
流石老舗の水冷メーカー!
ネジ穴もしっかりとしているし、フィン潰れもなく思っていたよりもしっかりとした印象です。
ラジエーターのフィンは銅製なのですが、パイプが真鍮なのが残念です。
もう少し高くても良かったので、オール銅製の方が良かったかな?
良く冷える
かなり良く冷えます。
空冷CPUクーラーの『Phanteks PH-TC14PE OR』と比較してみました。
私の悪魔ちゃんは、『REEVEN EXTREME COOLING CUP』を使いドライアイスで、5.6GHzまでしばいて以来、以前の設定とくらべて0.03~0.04V位電圧を盛ってあげないとOCCTが通らない、ダメ悪魔ちゃんになってしまった子です。
私の腕が悪いのか、この子の限界なのか、5.6GHz以上は、電圧を1.9Vまで盛っても何をやっても上がりませんでした。
興味のある方はこちらを見てみてください。
また、オーバークロックの記載がありますが、破損したとしても保証が効かなくなり自己責任で行うものになります。い。
4.6GHz vcore 1.175V CPU-Z読み1.216V 室温21℃ 湿度58%
Phanteks PH-TC14PE 最高温度 core0から、62℃,64℃,64℃,62℃ 平均63℃
平均温度 core0から、57℃,56℃,58℃,57℃ 平均57℃
swiftech H220-X 最高温度 core0から、59℃,59℃,62℃,58℃ 平均59.5℃
平均温度 core0から、56℃,56℃,54℃,51℃ 平均54.25℃
平均すると、『swiftech H220-X』の方が、約3℃温度が低い結果になりました。
『swiftech H220-X』のラジエーターにポンプが付いているので、FANをサンドできるのは片方だけになりますが、
Corsair CO-9050013-WW SP120 PWM High Performance Editionでサンドしてみると
swiftech H220-X (サンド)最高温度 core0から、60℃,61℃,61℃,59℃ 平均60.25℃
平均温度 core0から、49℃,50℃,50℃,51℃ 平均50℃
最高温度自体はFANをサンドしても、ノーマルと較べてほとんど誤差の範囲ですが、
平均温度はFANをサンドしたことによって平均で約4℃下げることができました。
4.8GHz vcore 1.295V CPU-Z読み1.323V 室温21℃ 湿度58%
Phanteks PH-TC14PE 最高温度 core0から、71℃,74℃,77℃,71℃ 平均73.25℃
平均温度 core0から、68℃,68℃,66℃,66℃ 平均67℃
swiftech H220-X 最高温度 core0から、78℃,74℃,74℃,70℃ 平均74℃
平均温度 core0から、70℃,70℃,67℃,67℃ 平均68.5℃
4.8GHz1.323Vになってくると、空冷の『Phanteks PH-TC14PE』の方が最高温度、平均共に約1℃冷える結果になってしまいました。
『swiftech H220-X』のリザーバーを大きなものに交換するか、ラジエーターを追加すれば違った結果になりそうですが、この辺りが、簡易水冷状態の限界っぽいですね。
FANをサンドした状態で試してみると
swiftech H220-X (サンド)最高温度 core0から、70℃,74℃,74℃,69℃ 平均71.75℃
平均温度 core0から、63℃,65℃,66℃,62℃ 平均64℃
なんと最高温度で約2℃、平均で約4℃温度が下りました。
この結果から考えると、『swiftech H220-X』の最大の売りでもある、ウォーターリザーバー・ポンプ一体型のラジエーターが、FANをサンドするスペースを潰してしまい、片方しか追加出来ないことがボトルネックになって冷却効率を落としていることが考えられます。
FANは静かだが、ポンプがうるさい
【騒音】★★☆☆☆
付属FANは、PWMスプレッダーが付属していて、最大8個のFANを制御できます。
最大回転数になっても静かなものですが(16 ~33 dB)、ポンプの音は結構うるさいです。
ポンプもPWM制御で、低速で回っている分には気になりませんが(1200 ~ 3000 RPM)、
最大回転数で回っている時は流石に爆音です。
後日騒音計で調べてみます。
コスパ悪いが満足感が得られる
正直高いです。
簡単に購入できる『Nepton 280L』が3000円近く安く購入できることを考えると決してコストパフォーマンスが良い!
とは言えませんが、そこに目を瞑っても得られる満足感がH220-Xにはあると思います。
満足度は非常に高い
他にはないデザイン!
拡張性!
光物具合!
冷却性能!
ベストバイ!とは言えないかもしれませんが、高い満足度が得られることだけは
間違いない商品だと思います。
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購入金額
19,224円
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購入日
2015年01月23日
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購入場所
OLIO.SPEC
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