大事なことなので2回言いましたʕ→ᴥ←ʔ
最近どうにもパソコンの調子が悪いのです。FF14やってると頻繁にフリーズしたりBSODを起こしたりする。パーツが悪さをしてるのは間違いない。でもMBは安物とはいえ比較的新しいし、コンデンサも破裂してない。ってことは順番的に、いよいよ電源が逝ったか?
と判断して買ったのがこの電源。憧れのSeasonic。始祖電源。憧れといいつつ、本当に憧れてたのは3万円くらいするようなやつなので微妙に違うんですが、でも今まで電源って5000円以上するようなのって買ったことなかったので、今回自分にとっては結構奮発したほうなんです!
今まで使っていた電源は、SeventeamのST-850Z-AF。2010年にモニター品として頂いたブロンズ電源でした。サイズが代理店をやっているようですが、今ではもうSeventeam製品自体、売ってるところはほとんどありません。良いメーカーなのに!しかし4年半前の物ながら、
・プラグインケーブル
・低電圧90V起動対応
・アクティブPFC搭載
・日本製105℃コンデンサ搭載(一次回路側)
・安全回路を搭載
過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、過電力保護(OPP)、
低電圧保護(UVP)、加熱保護(OTP)、ショート防止(SCP)
と最新の電源と遜色ない機能を備えています。「5000円以上の電源を買ったことが無い」と言いましたが、この貰い物の電源、買うと当時は17000円くらいしていたので、なかなかこの電源に見合う良い電源に交換できずにいたというのが真相です。
そしてその素敵な電源が壊れたっぽいため、いよいよ電源を交換せざるをえなくなったわけですが、さすがに17000円電源に見合う電源は5000円以内では見当たりません。品質的にも最低1万円くらいの電源にした方がよさそうなので、予算を1万円に設定。
そして探した結果、Seasonicで450Wのものが9500円くらいであったのでそれを買うことに。ということを知り合いに話したら、「電源は普段使用してるワット数の2倍を確保したほうがいい」と言ってたので、根拠はわかりませんが2倍いける550Wのやつを買うことにしましたʕ→ᴥ←ʔ
その「普段使用してるワット数」は最大でおよそ289W。2倍にすると578Wなのでちょっと超えてしまいますが、Seventeamのはブロンズ電源。こっちはゴールド電源!なので若干ワット数が下がることも期待して、ギリギリ2倍で攻めてみました。
! 外観・内容物・仕様
販売代理店はオウルテックです。箱表面には、冷却性・静音性・耐久性・安定性を謳っています。
MTBFが10万時間ってのはすごい。5年間新品交換保障とかもあわせて、よっぽどの自信ですね。だって、10万時間ってことは、11年間も使える計算に。
あとは安心の日本製105℃コンデンサに静音ファン。保護回路のところは仰々しく書いてはいますが、ここらへんはまあ普通の機能ですね。
電圧安定コネクタモジュールというのがいわゆる「安定性」をつかさどる部分らしく、電圧の振れ幅を小さく抑える機構だそうです。
配分は12Vシングルレーンとなっています。ST-850Z-AFはデュアルレーンで、当時は持てはやされていましたが、ST-850Z-AFは分配にやや難があったために少し使いにくい電源になっていました。元が安定している電源なら、やっぱりシングルレーンがいいですねʕ´ᴥ`ʔ
配線の写真、うまく撮れてませんでしたが、本体からMB用のATX24ピンケーブルと、CPU用の12V 4+4ピンのケーブルが出ています。ケーブルはメッシュでカバーされていますが、かなり固めなので配線は少し苦労するかも。
プラグインケーブル(モジュールケーブル)については次の通り。
①SATAケーブル(4口)
②SATAケーブル(2口)
③PCI-E 6+2ピン
④PCI-E 6+2ピン
⑤ペリフェラル4ピン(3口)
⑥ペリフェラル4ピン(2口)
⑦ペリフェラル4ピンをFDD用電源に変換するケーブル
となっています。このきしめんみたいなケーブルもかなり固いです。自分のPCではPCI-Eを1つとSATA3つを使うので、ケーブルは①と③だけを使いました。
これに加えて、ケーブルを束ねるための結束具や収納袋などがついてきています。わりといたれりつくせりな電源ですな。
! OCCTテスト
12Vの波形がちょっと揺らいでますな……。もしかするとこれが電圧安定コネクトモジュールの機能なのかもしれません。でもまあ電圧自体は全体的に高めなので、あまり不安要素にはならなさそう。
参考までに、SeventeamのST-850Z-AFの12Vも貼っておきます。
! まとめ
全体的にはコスパのよさそうな電源です。消費電力は、FFXIVキャラクターベンチを回したときに記録した287Wから255Wにダウン!1割も消費電力が落ちていました!さすがゴールド電源です。
しかしこの電源、これだけにとどまりません。もう一つ大きな特徴があるのです。それは「静音性」!めっちゃ静かʕ゚ᴥ゚ʔ!!!
このSSR-550RM、内部の温度が25度以上にならないとファンが回らないらしいのです。自分の筐体は底面配置のファン外向け設置ができるため、電源はいつも低温。そのせいか、ほとんどファンが回りません。
交換してみて初めて気づきました。ST-850Z-AFが一番の騒音の原因だった!おかげでマイクにノイズも入りにくくなったので、ティンホイッスルの演奏動画とかも自宅で録画録音できそうです。
そして、交換して9日ほどたちましたが、フリーズがなくなった!!はい、犯人確定です。犯人は電源、お前だ!!やはりST-850Z-AFちゃんが寿命だったようです。とりはずしたら中に埃がすごいこと溜まってたしʕ→ᴥ←ʔごめんね、そして今までありがとう!
こんなにいたれりつくせりで、5年の新品交換保証ってのもすごいけど、何よりこれに交換して電源に関する不安が一切なくなったのがほんと大きいです。初めて自作する、初めて電源を買う、とかいう人にもぜひ選んでいただきたい電源だと思いましたʕ•ᴥ•ʔ
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購入金額
11,500円
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購入日
2015年01月10日
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購入場所
ヨドバシ.com
hachiさん
2015/01/19
30年前も、「良い電源」は3万円ぐらいでした…。
宇佐木クマさん
2015/01/19