LOGOCOOLのワイヤレスコンボmk240はテンキーレスの小型の無線キーボードとスクロールホイールを備えたシンプルな無線2ボタンマウスがセットになった製品である。
入力インターフェイスはヒトとコンピュータを繋ぐデバイスとして非常に重要な存在であり、日常的にPCを使用する者にとっては大変使用頻度の高いデバイスだ。
多くのレビュワーやテクニカルライターの方々が既に書かれている様に、人間の感覚は千差万別であり、その受け取り方は多岐にわたるので最終的な結論は個々人の感覚に委ねられている事は改めて書くまでもない事であると言える。
以上の様な理由から、ここに書き記すレビューはあくまでも筆者一個人の感覚によるものである事をご理解頂いた上で読み進めて頂きたい。
キーボードはメンブレンスイッチを採用しており、タッチ感は軽い。 近年多くのノート型PCが採用している様なアイソレーションタイプではなく、隣接するキー同士の間隔が無い既存のキーボードに似たルックアンドフィールとなっている。
キーの押し始めに固めの感触があり、押し始めてしまえばストロークの間はメンブレン式特有の軽いキータッチの感覚となる。
各キーには十分なサイズが割り当てられていて、標準的なキー配列だがカーソルキーの上下とキーボード最上段のファンクションキー、ESC、ins、delキーが縦のサイズが半分ほどになった変則的なキーとなっている。
ノートPCによくある配列ではあるので、キー配列による戸惑いはほぼ無いものと考えて良いだろう。
次にマウスだが、非常にシンプルな作りで、ボタンのクリック感は軽めで押し切るとしっかりとしたクリック感がある。
ホイールは小ぶりで転がり感は固く、軽い力で転がすには多少の使い込みが必要になるものと思われる。
自分が日頃使用しているマウスはやや大ぶりのゲーミングマウスを使用している事もあり、あまりに軽く、そして高さが低く感じる。
だが、それも個人の間隔によるものであり、ごく普通に使用する上では不自由する様な事はないだろう。
店頭での購入価格は2480円で、この値段で入手出来るセット商品としては一定以上のクオリティを保っていると言えるだろう。
非常にシンプルな構成であるため、専用のドライバを必要とせず、USBポートにレシーバを装着すればインボックスドライバですぐに使用できる様になるため難しい事を考えずに済む。
値段なりの質感ではあるので、安っぽい部分が目に付くとも言えるが、実使用においては不都合は無い。
卓上にスペースの余裕の無い場合、セカンダリPC用等取り回しの要求される場面では十分に使いやすく機能してくれるのではないだろうか。
店頭で実際に触れて感触を確かめる上では、キーボードよりもむしろマウスの方に注意して感触を確かめてもらい、納得出来れば値段以上の働きをしてくれる事だろう。
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購入金額
2,480円
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購入日
2015年01月09日
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購入場所
ビックカメラ藤沢店
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