入国審査官となって、入国希望者の書類を審査し、トサカ頭の弁護士のように矛盾を突きつけるゲームです(^^;
用は間違い探しのゲームなんですが、設定や雰囲気が素晴らしい!
プレーヤーが住んでいる国はアルストツカというんですが、6年ぶりに鎖国を解除した共産主義国という何とも胡散臭い国なんです(笑)
なので、お上の言うことをただ信じてやれば良いってわけではないし、かといってテロリスト(レジスタンス?)に協力すればいいってもんでもない。
そんな中で、書類が揃ってても通さなかったり、書類がないのに通したりといった判断はプレーヤーに委ねられている(不備があるのに通すor不備がないのに通さないとペナルティがあります)ので、審査以外でもどう判断するか非常に悩ましいです。
グラフィックはファミコンやスーファミレベルですが、それが逆に良い雰囲気ですし、音楽も作品の胡散臭い雰囲気を良く表していますね。
また、審査以外にも国境の壁を乗り越えて爆弾を投げつけるなどの自爆テロを仕掛けられたりするので、油断が出来ません。
物騒な国ですが、今のテロとも何となく繋がりそうな世相が感じられますね。
ちなみに難易度は高め。
序盤はパスポートのみですが、日が経つにつれて書類やルールが煩雑になっていきます。
特にやり始めで厄介だと思ったのは、各国パスポートの発行都市。
何週もすると何となく分かってきますが、序盤は一々調べないと足元をすくわれます。
慣れれば○聖マルメロ ×聖アルメロ、○ヴェシーロ ×ヴェツーロなど分かってきますけどね(^^;
また、プレーヤーは妻・病弱な息子・義母・叔父(後半で姪も合流)を扶養しなければなりません。
叔父よ、住むのはいいけど多少は稼いできてくれよ(笑)
暖房費や食費は削れますが、削るとすぐに息子が病気にかかるし、ずっと削っていると最悪死にます(^^;
満足に生活させるには1日12~14人程度は捌かないといけないので、正直アップアップです。
作者は外国人ですが、日本語も完全フォローされていて問題なく遊べます。
また、Windows8タブレットでもゲームは可能。
ただ、中盤以降のテロリストへの狙撃が、マウスだとカーソルを移動させながら合わせればよいので楽ですが、タッチパネルだとピンポイントで標的に合わせる必要があり、難易度が高いです。
指だと押しづらいので、タッチペンで使うのがオススメです。
もともとは、ニコニコ動画を見て回ってる時に、訛り実況キリンさんの公式プレイ動画を見たのがキッカケなんですが、氏の面白い実況につられて結局購入してしまいました(^^;
インディーズゲームということもあってか、値段は50%OFFで500円程度で買えるんですが、値段以上に奥深い世界が楽しめますよ♪
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購入金額
500円
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購入日
2014年12月頃
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購入場所
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