日本製・ハンドメイド・オーダーメイドのティンホイッスル。というか、S.Z.B.E Whistleの松阪さんという方が、個人で手作りで作っているので、この三拍子が揃ってるわけです。オーダーメイドなので届くまでに2ヶ月かかりました。

ティンホイッスルは1000円のものでもプロが使っていたりするので、プロ仕様とかそういうものはないのですが、この笛は広い場所で吹くことを想定して、音が大きく鳴るように作られています。

管は円筒形。先細り型に比べれば高音を出すのにちょっと息量が必要ですが、高い音でも安定して出せるので、こっちの方が私は音を外すことが少なくなりました。

ティンホイッスルのティンとはブリキのことで、昔は1ペニーで売られていたことからペニーウィスルとも呼ばれるなど、要するに「オモチャ」だったんです。そんな中でこの8500円はかなり高級な値段設定。でも色々なティンホイッスルを色々吹いているうちに、「ひとつ持っておきたい」と思って購入しました。

素材はアルミニウムです。この素材によって音色はずいぶん変わりますので、好みは人によって分かれるところです。私はブラス・ニッケル・アルミニウムと使ってみて、アルミニウムの音が一番好みだったので、これも購入の後押しをすることとなりました。

ティンホイッスルについてはカスタムメイドではないのですが、ローホイッスルは個人の手の大きさを調べて、それにあわせて穴をあけてくれるので、もし手が小さいためにローホイッスルが演奏できない、という方は、このS.Z.B.E Whistleを見てみてはいかがでしょうか。

ちなみに松阪さんは本来はイーリアンパイプスの奏者で、ときどき西宮のアイリッシュパブなどで演奏されています。