柔らかい牛革を使った贅沢なペンケースで、艶やかで滑らかな風合いがあります。本当に柔らかい。少し硬めの布地の感触に近いかもしれません。

ステッドラーの刻印は、控えめながら大胆に。
文具マニアなら、これだけでご飯3杯はいけちゃうんじゃないかな。

革の部位はどこだろう。本当に柔らかい素材が贅沢に使われています。

柔らかすぎるので強い力を加えると、内容物にそのままダメージがいくので、扱いは慎重にしないといけないのが、ちょっと残念。ブッテーロ(成牛の肩)くらい分厚くて硬い素材でも個人的には良かったかも。

まあ、そうなると、鉛筆を運ぶのかペンケースを運んでるのか分からないくらい重く硬い代物になってしまいますが。笑

ペンケースに早速、お気に入りのハイユニ鉛筆とファーバーカステルの練り消しを入れてみました。
結構きつめの仕切りなんですが革が柔らかいので、意外とすっぽり収まりました。まだまだ入りそうなので、手持ちの万年筆と鉛筆削り用のカッターも入れれそうなのが嬉しい収穫でした。

でも、あんまり詰め込むと革が伸びてしまいそうです。
まー、それもエージングと考えれば、楽しみの一つかもしれません。

そうそう、ペンケースが柔らかいので移動中の衝撃でペン先が折れてしまうかもしれませんので。持ち運びを頻繁にされる方には鉛筆カバーは別途用意されていたほうが良いと思います。

先ほどの鉛筆を入れた状態でグルグルッと纏めてみました。

なんだか一気に「俺はペンケースだぞっ！」ていう雰囲気が出てきました。

いいなぁ～。この雰囲気を味わえるだけで買って良かったと思えます。バッグの中から取り出すたびにニヤニヤしちゃうんですよね。

文具マニアな人は勿論のこと、革素材が好きな方には是非お勧めしたいです。
私みたいにきっとニヤニヤしてしまうこと請け合いです＾＾

それにしても絵を描くって何歳になっても、やっぱり楽しいですね。