Philips社製スイングアームCDM-1にTDA1541A S1のダブルクラウン(この当時はTDA1541A-S2ではなく、TDA1541A-S1にクラウンマークが二つ付いている)をデュアルで搭載した当時のMarantzCDプレーヤーの最高峰。
考えようによっては270,000円の定価でフラグシップが買えたというのは「良い時代」だったのかもしれない。
無駄のない音
個人的にスイングアーム系、Philips系が「好き」ということもあり、比較対象はほとんどがPhilips系。
その中でも、もっともストレートな音を出すのがCD-99SE Limited
上から下まで、無駄な音がほとんどない、純度の高い音質。
どちらかというと重心が低めで、テノールまでの音域が特に迫力を感じる。
女性ボーカルに関しては繊細ないしは少し細い感じもある。
Philips系は基本的に弦楽器の音が艶めかしく聞こえるが、特にチェロの音が最も官能的に聞こえるプレーヤー。
未だに比較的手に入れやすい
元々評価が高かったこと、バブリーな時期のプレーヤーとしては最後の限定モデルとなることなどから比較的生存確率が高いのではないか?
また、CDM-1も頑丈な部類のメカのため(CDM-9機等に較べると)今でも中古でちょくちょく見かけることがあるCDプレーヤーだと感じる。
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購入金額
0円
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購入日
2014年12月10日
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購入場所
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