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製品情報ページ：

GF PGTX970/4GD5　日本代理店Aiuto

GF PGTX970/4GD5　Galaxyジャパン

　GTX750クラスのGPUを導入しようと思っていたが、いきなりこれが。先進的過ぎて扱える自信が？

　参考記事：

GTX 970 Roundup (EVGA, GALAX, Gigabyte)

■外観と製品構成

ゲーマ風パッケージ

黒いインナーケースもインパクトあり

ケース内部

取説も付属DVDも黒

予想外にコンパクトな本体

背面基板

銅製冷却パイプ

4つの出力

2本の6ピン補助電源コネクタ

とにかくコンパクトで格好いい

　驚いたことに、本体はパッケージほど長くなかった：むしろ短小精悍と言うべきところだ。

■主な仕様

・小さな筐体のPCケース（ITX）などにも搭載可能

・デュアルファンと3本のヒートパイプに冷却効果と低騒音レベルのが期待できる

・次世代NVIDIA® Maxwell™アーキテクチャ採用のグラフィックカード

・工場OC仕様

さすが最新GPU

　ベースクロック　1126MHz

　ブーストクロック　1266MHz

　4K対応

　ヒートパイプ　3本、銅製

　ヒートシンク　アルミ製

しかしコンパクト

　補助電源　6ピン×2

　冷却ファン　80mmの2連ファン

　長さ　約230mm

且つ

　TDP　145W

■PC構成 

・OS　Windows 8 Pro 64bit

・CPU　Intel Pentium G3258

・CPUクーラー　Silver Stone製　簡易水冷CPUクーラー　TD-03

・マザーボード　ASUS製　Micro ATX　Z97M-PLUS

・メモリ　HYNIX製 PC3-12800 DDR3-1600MHz HMT325U6CFR8C-PB、2GB×4枚

・システムドライブ　Plextor製SSD　PX-512M5P　512GB×2台　RAID0構成

・電源ユニット　Antec製　EA-550-PLATINUM ［EarthWatts 550W］

・ケース　Fractal Design ARC MINI R2 Window Black CS4419 FD-CA-ARC-MINI-R2-BL-W

組み上げたPC内部全貌

　コンパクト過ぎて、ケースの中で目立たない。

■付属ユーティリティXtreme Tuner Plus 

 ダウンロード先：

http://galax.net/downloads/Xtreme_Tuner_Plus.rar

ユーザ設定をプロファイルとして8個保存可能

温度モニタリング

ファン速モニタリング

電圧モニタリング

　明るくてカラフルなデザインに多彩なモニタリングとOC設定機能が備わっている。

■ベンチマークと消費電力

GPU-Zによる情報

　特にOCせず、工場出荷状態のOCのまま回してみたところ、

　WEI　8.2　最大消費電力　241W

WEIスコア

※ご注意

　今のPC構成では、CPUのIntel Pentium G3258とメモリのスコアがそれぞれ7.4と7.8で低い分、各ベンチマークのスコアはその影響を受けているものとなっているので、ほかの高性能のCPUやメモリとの組み合わせを下回るだろう。

　CINEBENCH R15のOpenGL 117.01fps　最大消費電力　179W

CINEBENCH R15のスコア 

　FF14ベンチマークワールド最高品質　10569　最大消費電力　191W

FF14ベンチマークワールド最高品質スコア

　3DMark Sky Drive　16989　最大消費電力　246W

FF14 Sky Driveスコア

　3DMark Fire Strike　8103　最大消費電力　249W

3DMARK Fire Strikeスコア

　3DMark Fire Strike Extreme　4565　最大消費電力　252W

3DMARK Fire Strike Extremeスコア

　3DMark Fire Strike Ultra　2452　最大消費電力　245W

 
3DMARK Fire Strike Ultraスコア

　3世代も前のGPUカード

と比べると、

FF14のベンチマークでは、GTX560Tiの11%OCのスコア10052（最大消費電力250W）に対し、最大消費電力191Wで500点以上高い10569を叩きだしている。

3DMark Fire Strikeでは、GTX560Tiの11%OCのスコア3654（最大消費電力256W）に対し、最大消費電力249Wで、2.38倍高い8103を叩きだしている。

GTX560TiのPC構成にPentium G3258よりはるかに高性能のCore i7-4770Kが使われていることを考えれば、スコアの差がさらに大きいものになるだろう。

まさにパフォーマンスもエネルギ効率も新しい境界に達していると言える。

■静音性と発熱

　高負荷時においても煩く感じなかった。CPUファンのほうがやや大きかった。余裕が十分にあった。

■総評

　コンパクトで軽量ながら、低発熱で高い静音性とともに最新GPUの性能が得られる一品。