レビューメディア「ジグソー」

(ひと区切り)XDKでなにか作ろうと思う。

ハッカソンで無償提供されました。

【ハッカソン参加レポート】 Intel IoT Roadshow 2015 Edison + IBM Bluemix

そこで、こんなIoTモノをつくりました。

【ハッカソン参加プロジェクト】 「見守りたいの♡」~ Intel IoT Roadshow 2015 Edison + IBM Bluemix(公開: 10/31-)

 

 

その時試した Intel XDK IoT Edition がよさげなので、もう少し使ってみます。

 

Node-RED で inject した文字列を Edison が受け取りコンソールに出力する

 

[クラウド側]

Node-Red の

injectノードで、メッセージ「Hello form Node-RED」を発行します。

injectノードは、Node-RED内で入力を発生させるノードで、デバッグに便利です。

 

 

functionノードで、メッセージをjsonフォーマットに編集します。

 

 

iot out ノードで、Edisonに向けて送信します。

 

 

 

functionノードでjson がちゃんと編集できていないと、iot out ノードでエラーになります。

 

 

[Edison側:Intel XDK] 

ハッカソンで作った main.js (https://github.com/chiba-todo/roadshow2015-XDK/blob/master/main.js)に MQTTでSubする(Subscribe = 受信する)くだりを追加します。

 

 

client.on('connect', function (){}); の関数内に 次を追加します。

  

//subscribe to a topic
  client.subscribe(sub_topic, function() {
    // when a message arrives, do something with it
    client.on('message', function(topic, message, packet) {
      sub_message = message;
      console.log("Received '" + sub_message + "' on '" + topic + "'");

    });
  });

 

XDKのコンソールログにメッセージ「Hello form Node-RED」が出ました。

温度センサーの値をPub(Publish = 送信)しつつSubできています。

 

 

 

[Edison側:I2CのLCDの基本] 

 LCDディスプレイになにか表示する(単体)

 

 

キットに含まれるLDCディスプレイ:

  • 品名: Grove - LDC RGB Backlight
  • 型番: JHD1313M1
  • 英数字 16文字x2行
  • バックライットは、RGB‐LED(バックライトの電源は、ロジックの電源と共通)
  • I2C インターフェース(5V)
  • 資料: http://www.seeedstudio.com/wiki/Grove_-_LCD_RGB_Backlight

XDKで使うときの資料: https://software.intel.com/en-us/xdk-sample-creating-lcd-display-app

 

結線:

  • Arduinoブレークアウトボード、Grove ベースシールドとも、5Vに切り替わってることを確認する。 
  • LCDディスプレイ基板とベースシールドのI2C(4つのI2Cのコネクタのうちどこでもよい)を4pケーブルでつなぐ。

XDK:

  • https://github.com/gomobile/iotapp-template-lcd-driver (LCD用サンプル)をXDKで決めたプログラム保管用のディレクトリで git clone する。
  • XDK で clone した ディレクトリで LCD.xdk を開く。
  • Upload、Run。upload時にコンパイルというか、必要なモジュールがロードされる。

 

 

※ upm モジュール を使うとGPIOまわりの記述が簡単になるようです(接続するデバイスが対応している場合)。

※ ArduinoIDEでは、I2Cを使用する場合はプログラム走行前にGPIOの設定が必要だったのですが、XDKでは不要でした。

※ LDCディスプレイを使用する際は、ACアダプターから給電したほうが良さそうです。

 

[おまけ]

キットのLCDディスプレイは、バックライトがRGB‐LEDなので、色が徐々にぼんやりと変わるようにしてみました。(信号機のようにパッパッと変わるのは落ち着かないのでフェードしてみた)

 

(Zigsowの表示の都合で、下記コードはエディタにコピペしても再現できないことが多いです)

function rotateColors(display) {
  var red = 50;
  var green = 50;
  var blue = 50;
  display.setColor(red, green, blue);
  var cont =0;
  setInterval(function() {
// console.log(cont);
  if(cont < 255 * 8){
    if(cont % (255 *2) < 255){
      if(red < 255 - 10){red += 10;}
    }else{
      if(red > 50 + 10){red -= 10;}
    }
    if(cont % (255 *4) < 255 *2){
      if(green < 255 - 5){green += 5;}
    }else{
      if(green > 50 + 5){green -= 5;}
    }
// console.log(green);
    if(cont % (255 *8) < 255 *4){
      if(blue < 255 - 1){blue += 1;}
    }else{
      if(blue > 50 + 1){blue -= 1;}
    }
// console.log(blue);
    cont += 10;
  }else{cont = 0;}

  display.clear();

  display.setColor(red, green, blue);// display.setCursor(0,0);
// display.write('red=' + red + ' grn=' + green + ' ');
// display.setCursor(1,0);
// display.write('blu=' + blue); // extra padding clears out previous text
//
// display.setCursor(1,8);
// display.write('c=' + cont); // extra padding clears out previous text

  }, 500);
}

 

[Edison ⇔ Node-RED]  

Node-REDから受け取ったメッセージをLCDディスプレイに出力する

 

  • RGBフェードが動作している上記LCD用サンプルコードに、
    MQTTで通信する部分を編集します。
    (このレビューの過程で編集した、「ハッカソンで作った main.js に MQTTでSubする(Subscribe = 受信する)くだりを追加したもの」の 関係部分とPackage.jsonに追記)
  • MQTTで送られて来たメッセージは、json形式なので、必要な文字列を取り出して LCDに表示させます。
  • LCDで文字列をスクロールできるようにしました。
  • 温度センサーの値をSubして同時にLCDに表示できるようにしました。
  • {"LED": "on"} が来たら D13のオンボードLEDが点灯するようにしました。

[経過] 

https://github.com/chiba-todo/my-iotapp-template-lcd-driver/blob/cast/main.js

 

 

 

[Web(HTML) ⇨  Node-RED]  

HTMLからNode-REDにメッセージを渡す

 

冒頭の injectノードでメッセージを生成していた部分を 外部(インターネット経由のHTML)から与えるようにします。

 

画面は、Bootstrapのグリッドと部品を使います。(見た目と作りやすさのため)

 

 

Node-REDに Websocket の入力ノードを追加します。

メッセージは、HTML側のJavascriptでjson形式に編集しています。

 

[HTML]

https://github.com/chiba-todo/node-red_websocket/blob/master/index.html

 

 

 

以上で、

  • Edison につながったセンサーの値をMQTTプロトコルでNede-REDに送り(Pub)、さらにWebSocketでHTMLに送りWebで表示する。
  • Webからの入力(テキスト、ボタン)をWebSocketでNede-REDに送り、EdisonへMQTTで送って(Sub)LCDに表示、LEDのON-OFFする。

ができました。

 

 

やりたいこと1:

カラーピッカーをHTMLで表示して、色見本の上をマウスでドラッグするとか、スマホなら指でカーソルを動かすと動きにつれてRGB-LEDの色がネット越しにスムーズに変化する仕組みを入れたい。

WebSocketならではの即応性を活かしきれるかの検証、かな。Edison側のMQTTがボトルネックになりそうな気はします。

 

やりたいこと2:

サーボモータで2軸コントロールしたUSB‐Webカメラの静止画/動画をネット配信したい。

経験がないので、どこまでできるのかすらわかっていません。

参考: http://neuralassembly.blogspot.jp/2014/12/intel-edison.html

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年10月17日

  • 購入場所

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