裁判員制度が始まってから早10年。
「市民感覚」を司法に取り入れるために始まった制度ですが、私の周りでは選ばれた人は皆無だし、司法がどう変わったかも実感は出来ていません(^_^;)
本書では、現状から廃れていった裁判員裁判がTV番組化して、それが国民的人気番組になっているというぶっ飛んだ設定。
アメリカの裁判で法廷をTV撮影して陪審員が判決を読むところを放映したりしますが、本書ではスタジオ内で裁判をするという斜め上をいく設定です(^_^;)
しかも裁判員から芸能界入りするのも珍しくなく、”CSB法廷8”という裁判員出身者のグループまでいる始末。
※”法廷”と"forty"をかける作者のギャグセンスも何ですが(^_^;)
国民的人気番組である裁判に無関心な主人公が、裁判員に選ばれたことがキッカケで”CSB法廷8”のメンバーとお近づきになったりとラブコメチックな展開ですが、今後の日本の裁判にちょっと期待が持てるラストも良かったです♪
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購入金額
648円
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購入日
2014年10月18日
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購入場所
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