昭和時代のポップな「電動えんぴつ削り器」です。
我が家で使っている(ほぼ置物ですがw)電動えんぴつ削り器で、1980年前後に購入したものだと思います。
本製品は1979年(昭和54年)にグッドデザイン賞を受賞しており、「赤」「黄」「青」といったポップなカラーバリエーションがあったようです。
信号機みたいw
ナショナルの電動えんぴつ削り器というと「KP-11」という未来的で芯の削り具合がランプで表示される派手なものが子供の頃の記憶に強く残っていますが、本製品は初心に戻ったかのようなシンプルなスタイルが特徴です。
KP-11、良い画像が無かったのでトレースしてみました^_^;
ギミック満載な斬新なデザインも良いですが、この無駄を省いたミニマルなデザインもまた秀逸で、子供には好かれないデザインかも知れませんが、長く使っていても飽きないカタチはさすが松下電器といったところでしょうか。
この丸みとツヤの感じが良いですねぇ。
とはいうものの、この頃は既にシャープペンが一般的になっていた時代なので、鉛筆全盛期の頃よりは売れなかったのではないかと思います。
製品ラベル、これだけ見ると消火器みたいw
えんぴつ挿入口のあるフロントパネルと一体型の「クズ受け箱」
裏面に吸盤、これがないと鉛筆を入れた時に本体も動いてしまいます^_^;
当時はまだPL法とか電安法が施行されていなかったため、安全への配慮はイマイチです。内部を見ると特に安全装置的なものがないので、クズ受け箱を外したままでも動きます。つまりこの状態で中に指を入れると大変なことになります。。。
使用頻度は低いですが、インテリア小物として、あるいは昭和の時代を懐かしむアイテムとして今後も我が家の片隅に置かれ続けることと思います。
35年経っても基本的に構造も使い方も今のものと同じです。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
KAOさん
2014/10/25
貴重な品ですね。
izappyさん
2014/10/25
やはり、なつかしいですよね?
本当は懐かしい筈なのですけど、
普段から目に付くところに置いてあるので、
実はそういった感覚が全く無いのです^_^;
hatahataさん
2014/10/25
色も解り易い。こどもってこういう解り易い色好きですよね。
ウチにもどこのメーカーだったか、使わなくなったのがひとつあったはず…
そのうち捜して登録しましょうかね。
izappyさん
2014/10/25
ストレートな色使いが良いですよね。
ウチの下の子は赤が大好きで、赤いアイテムを
沢山持っていますが、これに関してはカタチが
シンプル過ぎるのか、あるいは古いからなのか、
あまり好きではないようです^_^;
パッチコさん
2014/10/26
シンプルゆえに壊れにくいのですかね。
私はナイフで削る派でしたw
izappyさん
2014/10/26
構造的にシンプルなのはもちろん、作りもしっかりしているので壊れる要素が無いですし、何より使用頻度が低いのがミソかと思います^_^;
私もナイフで削るのは好きでした。特にデッサン用の鉛筆はナイフで削らないと思い通りになりませんでした。
たっつぁんさん
2014/10/28
「おしゃれなキッチン用品」
と言っても通りそう!!
izappyさん
2014/10/28
確かに何となくキッチン用品的なテイストもありますよね。
何かがウニュ〜ッと出てくるような感じ?w
現実的には菜箸や竹串の先端を削る感じでしょうか^_^;