この ESETファミリーセキュリティー ですが、以前のNOD32などの時代には最初に新規ライセンスを購入し、2年目以降は更新パックを買うというシステムであったものが、更新パッケージがなくなり年数を指定したパッケージのみとなりました。

その代わりにこのパッケージの場合「3年5台」という利用権があるわけですが、これを既存のライセンスの更新に使うことも出来るようになったのです。

具体的には複数製品のシリアル統合により、購入したライセンスを契約更新用とみなすというシステムであり、統合しなければ単純に追加5台分として使うことになります。

もっとも無制限に更新用と出来るわけではなく、たとえば私の場合「3年5台」を2ライセンス持っていますが、これをいきなり「6年5台」とすることは出来ません。先に使っているライセンスと追加分を合わせて4年を超えないことが条件となっているため、先に有効化したライセンスが残り期間1年を割り込んだ時点で新しいライセンスを更新用と出来るわけです。

また既存に複数のライセンスが存在している場合には、その平均残存期間に対して延長がかかるというやや複雑な形となりますので、自分のライセンスがどうなっているかよく確認する必要があります。この辺りの説明は公式サイトで確認していただいた方が良いでしょう。

ちなみに私自身はこれを3年10台として使うか否かはまだ決めていません。状況に応じて考えることにします。