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卓上用の無線スピーカーは下記を持っていますが、
小さくて持ち歩くには良いのですが、出力が小さくちょっと物足りなく感じておりました。
しかしながらそれ程必要性も感じていなかったので上に代わるモノを真剣には探していなかったのですが、最近ハマっているワイヤレス充電(Qi)に対応している本品を見つけました。
NFCにも対応しており最近購入したスマホも NFCに対応しているので、試しに本品を購入してみました。
まず箱を開けようとした時、変な位置に紐が付いていると思ったら、端にマグネットが埋め込まれておりぐるっと開くようになっていました。
この手の製品の箱は私は捨てちゃうんで、あまり凝って値段が高くなるよりシンプルでいいんですけどね。
もっとも、店頭でこんな箱を見つけちゃったら本品を選んじゃったりするんでしょうけど(^^;
添付品は本体の他、ワイヤレス充電パッド、ポーチ、microUSBケーブル(Y字)、AUXケーブル、取扱説明書になります。
Y字ケーブルの先は microUSBと普通サイズの端子になっており、なぜこのケーブルを添付しているのか疑問です。
説明書には充電パッドと本体を同時に充電するような絵があるのですが、両方とも microUSBのため本ケーブルでは同時に充電する事は出来ません。
充電パッドに本体を載せていれば充電できるので通常は充電パッドにケーブルを挿しっぱなしになると思いますが。
本体サイズは 180 x 82 x 66 mmあり、周りは孔の空いたスチールで覆われています。
背面に電源ボタンや入力端子などがあり
上面が操作パネル及び NFCなどがあります。
操作パネルはフェザータッチボタンになっており、表面は平らになっています。
充電パッドは上面真ん中が充電する機器をセットする場所になっており、本体底面はちょうど上面の形に合うような形状に窪みなどあり、ズレないようになっています。
そして USB出力があるのは、実は本品は 4000mAhの充電池を内蔵しており、単体でモバイルバッテリーとして使えます。
当然 ワイヤレスでも Qi対応機器への充電も行え、購入時に気付いていなかったので得した気分です(^^
この充電パッドに本体を載せると
microUSB端子の上にある LEDが流れるように点滅し、充電が開始されます。
本体上面の充電インジケーターは 4つに分かれており、写真では2つが点灯、3つ目が点滅し 50~75%の状態と分かります。
ちなみに充電パッドにケーブルを繋げた場合は、ワイヤレス充電の先(本体)が優先して充電されます。
Qi対応の充電パッドは必ずしも全ての Qi対応機器で使える訳ではないようなので、試しに Nexus 7に繋げた無線充電アンテナモジュールで充電できるかやってみたところ、無事充電できました。
そして付属のマニュアルですが、6ヶ国語に対応しており、
操作手順などは、分かり易い画と最低限の英語だけで説明されていますが、
簡潔過ぎて Bluetoothや NFCを初めて使う人にはちょっと不親切ではあります。
NFCを使った接続方法は、説明書では省かれていますがまずスマホの NFCと Bluetoothを ONにしておいてから、説明書通り本体の電源ボタンを 3秒以上押したまま電源を入れます。
そして本体上面の NFCのマークに合わせてスマホを置くと
画面に接続確認ダイアログが表示され「はい」(機種によって違います)をタップする事で、Bluetoothの接続が完了します。
また、「Luxa2 Groovy Audio Center」というスマホ用のアプリケーションが出ていますが、iOS用と Android用で使用出来る機能が異なり以下の様になっています。
・ 5 Band-level Equalizer Controller(Android版のみ)
・ Personal Music Library
・ Bluetooth Pairing Function(Android版のみ)
・ Global Radio
Android版を起動すると以下の様な画面になっています。
左上がイコライザーで
自分好みまたはプリセットされている中から設定する事が出来ます。
右上がミュージックライブラリーで
ミュージックプレーヤーですね。
左下が Bluetoothペアリング機能で
Bluetoothを ONにしていない状態でタップすると、”ON”にするかどうか聞かれますのでここで”ON”にしておきます。
登録されているデバイス一覧が表示されますので「Groovy W」をタップすれば、接続が行えます。
右下が Global Radioで
インターネットラジオのようです。
右上のメニューボタンまたは再生ボタンを押すことで
カテゴリーリストが表示されますが、一番上の「Local Radio」を選択する事で日本のラジオ局が表示されます。
ただ、今回夜中に操作しているためか一局も聴く事が出来てないのですが、海外のラジオはしっかり聞けています。
ネットラジオは私は聞かないのでプレーヤーと Bluetooth接続機能だけ使う事になると思います。
ここまで機能説明だけでしたが、肝心の聞こえ方ですが Bluetooth接続のため小さくサーというノイズが乗ってしまうのは仕方がないのでしょうね。
もっとも出力は 3w x 2(Webでは Total 7Wとなってます)あり、BGM的にしか聞かない私にとっては十分です。
スピーカなので本来ならもっと低音がどうだとか説明できればいいのですが、耳も表現力もない私はこの程度で控えさせていただきます(^^;
とにかく私にとっては、家の中を持ち歩くのも楽で充電もパッドに置くだけという大変満足度の高いワイヤレススピーカーです。
------ 2014.10.14 追記 ------
充電パッドにケーブルを繋げスピーカー本体を載せると本体が優先して充電されますが、満充電になってもそのまま置いておくとどうなるか試してみました。
結局、ずっと充電パッドの LEDの表示は流れたままで電流を送り続けるだけで、充電パッド自体の充電は行えませんでした。
同様にスピーカー本体ではなく Qi対応機器(前述の無線充電アンテナモジュール)を置いても結果は同じでした。
折角充電パッドにもバッテリーが入っているのだから、載せた機器が満充電になったら充電パッドの方も充電してくれれば良いのですけれどねぇ。
そして専用アプリケーションですが、iOS用も試してみました。
iOS 8.0.2にアップデートした第5世代 iPod Touchにインストールしてみたところ、無事動作しています。
もっとも、先に書いたように Android版に比べイコライザーと Bluetooth接続機能が無いのでネットラジオを聴く気が無いならあまり必要性を感じられません。
ただしネットラジオの表示が iOS版では日本語表示になっているので、聴きたいジャンルなど探すのが簡単です。
リストを辿っていけば、例えば 80年代ヒット曲を流している局もすぐに見つかります。
まぁ、全然難しい英語ではないので Android版でもそれほど大変ではないのですが、やはりとっつき易さとして日本語で探せるのなら聴いてみるかなって気になり易いかと思います。
そして、夜中に試していた日本のラジオ局ですが日中に試してみたところ Local Radio(自分の住んでいる地域から探してくれる)はやはり全滅で日本のネットラジオ局は使えないのかと思ったらそうではないようです。
iOS版では Android版にない使用言語からの絞り込みが出来、こちらから日本の曲を扱っているラジオ局を探すことが出来ます。
「By Language」を選択
「日本語」を選択
好きなジャンルを選択。今回は「音楽」を選択します。
先頭に特集に一局表示されていますが、日本の曲がかかっていますがやはり海外のようです。
更にジャンルを絞る事で、海外のラジオ局に混じって日本のラジオ局が表示されるのですが、ここでも聞けないラジオ局が多いのですがいくつかの局は稼動しているようです。
(日本のモノで聞けるのはほとんどがポッドキャストな感じです)
ネットラジオはあまり興味が無かったのですが、日本語表示や言語で絞る事が出来るのならば使ってみたいって気にもなりますね。
(私はなりました(^^; )
Android版と iOS版とで機能を一緒にしてくれていればどちらを使おうかと悩む事はないのに、同じにするのは難しいんですかねぇ。
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購入金額
9,970円
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購入日
2014年10月12日
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購入場所
amazon
パッチコさん
2014/10/29
atsuo@tokyoさん
2014/10/29
音にコダワリが無いのでスピーカーはパワーと機能だけで選んでしまいますが、モバイルバッテリーとして使える充電パッド含めお得なセットです(^^
レビュー中には書いてませんが、電源オン時や接続時は海外製の Bluetooth機によくある音声によるガイド(本品は男性の声)で状況が分かり易いです。
Qi対応品はまだまだ少ない感じですが、スマホ等の小型のガジェットでどんどん採用してくれるといいんですけどねぇ。