「お祝いのお返し」に戴いた物の一部です。

　「バームクーヘン」には煩いです。でも、それは、子供の頃から、良く「ユーハイム」のバームクーヘンを食べていたからです。普通のお菓子屋さんのバームクーヘンでは満足しません。特に「食感」が違います。柔らかいのですが、適度な硬さや弾力を持ち合わせているのです。　

　ちなみに、「バームクーヘンらしきお菓子」を食べる機会があると必ず目を瞑って触感を確かめます。「ある程度の密度があってしっとりしている」のがユーハイムの本物であって、柔らか過ぎるのや軽すぎるのは「バームクーヘンの偽物」です。今まで、間違った事は一度もありません。

　実際に見た事は無いのですが、ここのは本場ドイツと同じ本格的な製法で作られているからだと思います。バームクーヘンはどれも似た様な形をしていますが、食べてみると全然違います。

　ユーハイムの「リーベスバウム」は、しっとりとした食感に、ほのかに洋酒が香る豊かな味わいです。食べやすい大きさに1つ1つカットされていますが、本来は木の形をしています。 ドイツ語のBaumkuchen（バウムクーヘン）は“ドイツの森の木”で、その独特な形状も魅力です。
　これはこれで食べ易いし良いのですが、個人的好みを言わせと貰うと、木の形をした「丸のままのバームクーヘン」の方が好きです。