レビューメディア「ジグソー」

When the Saints Go Marching in(青春の思い出シリーズ NO.2)

 

 When The Saints go marching in のサッチモか、サッチモのWhen The Saints go marching inか?ルイ・アームストロングが居なければジャズは無かったと賞賛すべきだ。このジャズナンバーはまさしく不滅の名曲である。世界中の誰が聴いても楽しい音楽。それもその筈。もともとは黒人霊歌の1つ。そして、ディキシーランド・ジャズの有名なナンバーの1つ。だから、メッチャクチャに明るく楽しい曲だ。

 

 この曲も、小学生の4年生のブラスバンドの仲間と良く演奏していた。もちろん、正式な練習ではなく、担任や講師が居なくなってから…。全員がサッチモになったつもりで、ダミ声で「When The Saints~」とやっていた。

 いつも思うのだが、「行進曲のトリオの部分」は、たいてい「デキシーランド」と同じに聞こえる。主旋律が元気よく演奏するのだが、それとは全く別のメロディーも元気よく聞こえてくる。一見、「統一性のないバラバラの音楽」に聞こえるのだが、良く聞くと全体としてバランスが取れている…。

 マーチ「士官候補生」では、トリオ部分では「メロホン」が主旋律の後ろで、元気よく自由奔放な「ブッ飛んだ」旋律を奏でる…。(私たちのブラスバンドの先生の楽譜だけではないと思う)裏のメロディーなのだが、トランペットの「ソロ」以上に重要な部分だと思う。
 文脈につながりが無くて申し訳ないのだが、すでに紹介した「セレソ・ローサ/ペレス・プラド楽団」のテンポ・ルバートの最初の部分と、この曲の頭の部分、リズムは違うが「音階」は全く同じだ。

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