セーラー万年筆が販売していた入門用万年筆です。

ペン先は当然のように合金製。硬いです。金に見えますが、色だけです。

しかし、この万年筆の驚くべき特徴は、１０００円という価格です。
現在も後継モデルのハイエース・ネオも1000円なのですが、前モデルのハイエースでは。本体が樹脂ではなくヘアライン加工のアルミなんです。

作るだけで赤字という噂もあったほどで、ネオではアルミはキャップ部分だけになりました。しかも薄くなった気がします。

書き味はネオとほとんど変わりないですが、ペン先がなぜか金色から銀に変更されています。
ハイエースはアルミなので、結構な重さがありますが、その分安定しているので、うっかりはねすぎるとかはありません。
ハイエースネオだとキャップの重さで重心が大分上に来てしまうので、全体的に重いハイエースはバランスが良いのではないかと思います。

おそらく利益が皆無だったのでなくなったのでしょうが、販売が終わてしまい残念です。