<< 2014/10/05 下の方に動画エンコード追記しました。 >>
Xeonを除けばIntelの最上位に位置するCPU
Core i7 Extreme Edition
やっぱり自分に嘘は、つけない!
6コアで満足できなかった自分が辿り着いた結論
大枚はたいてオカワリシマシタ !(^^)!
外箱は、従来のLGA2011時代とほとんど変わらず
個人的にはExtreme Editionなのに何でクロバコ
じゃないの って言いたい!
<< 他の構成 (主要パーツ)>>
マザーボード・・ASRock X99 Extreme6
メモリー・・G.Skill F4-2666C15Q-16GRR
ストレージ・・SAMSUNG XP941 M.2 256GB
CPUクーラー・・ENERMAX ELC-LT240-HP
<< 装着 >>
装着感は、従来のLGA2011とほぼ同じ 若干ソケットが改良されている程度
CPUを装着し、CPUクーラーの支柱を立てる。
オカワリ前の5820Kにも書きましたが、Haswell-eは、熱い
よって水冷クーラーがBESTな選択と思われます。
クーラーヘッドにグリスを塗り装着します。
<< 各種ベンチマーク >>
電源ON後、BIOSで4GHz設定( おいおいイキナリのクロックアップ かぁ~)
「この辺は、5820Kで要領が分かっているのでご愛嬌!」
1_タスクマネージャーのCPUタブ
8コア16スレッドは、圧巻ですなぁ
2_Windows8.1から無くなったエクスペリエンスインデックス
スコアを表示できるソフト
CPU、メモリ 共に9.1をマーク!
ちなみにCPUクロック:4.0GHz メモリ:2666MHz で駆動
3_OCCT 4.4.1
CPUクロックを4.2GHzに設定し1時間駆動完走
(スクリーンショット取り忘れのため画像は、途中のもの)
AVX ON時、最大温度83度 AVE:70-80度 ファン、ポンプ稼働:60-70%
さすが水冷、この辺の設定では、安定した冷却が可能でした。
4_CINEBENCH R15
定番のCINEBENCHスコア 歴代のCPUスコアも併記
上から
1.Core i7 5960X 4.2GHz・・・1622
2.Core i7 5960X 4.0GHz・・・1574
4.Core i7 5820K 4.2GHz・・・1249
5.Core i7 3930K 4.0GHz・・・1096
このスコアだけみると従来からかなり性能向上してるように見えます
このベンチは、CPU数、CPUクロックとCPU Casheクロックを上げると
向上するようです。
まぁクロックを色々いじってみましたが1.2V以下で常用可能な
4.0GHzあたりで落ち着こうかと思っています。
<< 動画エンコードでベンチマーク >>
先にレビューした人たちと被るわけにはいかないのでメインのベンチマーク
は、TMPGEncを使用した同時エンコードタイムを計ってみることにしました。
< 条件 >
CPUクロック:4.0GHz
メモリ:16GB 2666MHz
使用ソフト:TMPGEnc Video Mastering Works 5
サンプル動画:1.86GB MPEG-2 TS 30min ×8本
サンプル動画は、MPEG-2 TSファイル1.86GBを8つコピーし
Dドライブ上(Crucial SSD)に用意
エンコードのスペックは、
MPEG-2 TSファイル ⇒ MPEG-4 サイズは、どちらも720×480
パフォーマンスは、「最速」に設定
上記の設定をバッチエンコードに登録
動画-1から動画-8まで順次 同時エンコードして時間とCPU使用率の推移を観測
1_動画-1のみでエンコード
CPU使用率は、15~23%程度 クロックが1.5GHz~3.5GHz程度にばらついて
非常に効率が悪い印象
エンコード完了時間:2分25秒
2_動画-1と2 でエンコード
CPU使用率は、45~55%程度 クロックは、概ね4.0GHz付近だが使用率に
余裕が感じられる
エンコード完了時間:2分20秒-2分20秒
何と2個同時エンコードの方が時間が短くなった。
(1エンコードの場合クロックがバラツイていたのが原因だと思われる。)
3_動画-1と2と3 でエンコード
CPU使用率は、60~70%程度 クロックは、4.0GHz!使用率には若干の
余裕が感じられる。
エンコード完了時間:2分40秒-2分39秒-2分38秒
4_動画-1と2と3と4 でエンコード
CPU使用率は、85~95%程度 クロックは、4.0GHzで固定 これでもCPUに
若干の余裕がある。 さすが8コア
エンコード完了時間:3分01秒-3分02秒-3分01秒-3分00秒
エンコード時間も4つともに差がない
5_動画-1と2と3と4と5 でエンコード
CPU使用率は、100%程度 クロックは、4.0GHzで固定 この辺りから
CPUに余裕が無くなってきたような感じがするが効率は、ここが一番よさそう
エンコード完了時間:3分25秒-3分25秒-3分25秒-3分24秒-3分24秒
エンコード時間も5つともに安定している。
6_動画-1と2と3と4と5と6 でエンコード
CPU使用率は、100%張り付き クロックは、4.0GHzで固定
CPUに全く余裕が無い
エンコード完了時間:3分51秒-3分48秒-3分52秒-3分53秒-3分52秒-3分51秒
エンコード時間は、若干バラツイてきたがまだ正常範囲内。
7_動画-1と2と3と4と5と6と7 でエンコード(画像なし)
CPU使用率は、100%張り付き クロックは、4.0GHzで固定
CPUに全く余裕が無い
エンコード完了時間:
4分05秒-4分24秒-4分05秒-4分24秒-4分25秒-4分24秒-4分23秒
エンコード時間のバラツキが激しい、あきらかに処理が追いついていない。
8_動画-1と2と3と4と5と6と7と8 でエンコード(温度表示)
<< エンコード前 >>
エンコード前のCPU温度は、約37度程度で安定
<< エンコード中 >>
8ファイル同時エンコード中の温度は最大74度 概ね68度程度を推移
<< エンコード後 >>
CPU使用率は、100%張り付き クロックは、4.0GHzで固定
CPUに全く余裕が無い
エンコード完了時間:
4分14秒-5分00秒-4分59秒-5分00秒-5分02秒-4分59秒-5分02秒-4分57秒
エンコード時間のバラツキが激しい 流石に処理の効率が悪そう
<< エンコード まとめ >>
上記の結果を表にしてみました。
TMPGEncでエンコードするには、1個処理では、CPUが遊んで勿体ない
エンコード時間がバラツカナイ程度で判断すると6個同時処理程度
で行うのがCPU的には、効率が良さそう
しかし1処理につき20~30秒増えるだけで同時に処理できる
エンコード数を増やすことができるのでAVEの値を勘案しながら
出来るだけ同時処理数を増やした方がエンコードの効率がイイと思えます。
<< 考察 >>
初めてのExtreme Editionでしたが、8コア16スレッドの実力を引き出すには
やっぱり動画エンコードが一番分かりやすいと思います。
(自宅では、他の用途が。。思いつかないかも)
従来の6コアより明らかに時間短縮がはかれているので少なくとも値段分は、
バシバシ シバイていきます。
<< 2014/10/05 追記 >>
物理コアを超える10エンコード同時処理では、どうなるのか?
試してみました。
(他の条件は、上記と同じです。)
本日は、気温が低かったこともありエンコード中は、69度以下で推移
2番目だけ異様に早く処理が進んでいます。
完了しました。
エンコード完了時間:
6分01秒-4分43秒-6分21秒-6分07秒-6分09秒-6分22秒-6分12秒-6分08秒-6分10秒-6分08秒
AVE:6分02秒
という結果でした。
バラツキは、激しいですが、処理が完了していくにつれて処理中のエンコード速度
が速くなっていくのが分かります。
有りか無しかというと「有り」です。
読出しと書き込み(バッファー)の保存先HDDが早ければそれなりに時間は、
かかりますが、問題ありません
読出し側をNAS(以下)にするとヤバいです。3同時処理辺りが限界のようです。
この辺の検証は、又、後日 行う予定です。
-
購入金額
113,800円
-
購入日
2014年09月11日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。