バイク専用のインカムだとB+COM（ビーコム）ですが、このSENAはそれほど有名じゃないと思います。
バイク専用のインカムって、安いモノだと数千円からB+COMのような一台数万円もするモノがありますが、SENA SMH10D-11は高くも無く安くも無く・・・という価格設定ですね。

■　これを選んだ理由　■

基本的にバイク用のインカムは、他のメーカーとのペアリングが出来ません。

Bluetoothで接続するのですが、各メーカーのオリジナル規格な為にペアリング出来ないのです。

しかし、このSENA SMH10D-11は全てのメーカーではありませんが、ある程度はペアリングが出来るそうです。

まぁ、ペアリングする仲間も居ないのですが（笑）

■　正規代理店モノと並行輸入モノ　■

私が購入したSENA SMH10D-11は、並行輸入モノです。

正規代理店モノは価格が高いので、仕方が無く並行輸入モノを購入しました。

一応、販売店の6カ月保障があるので、初期不良は問題無いですね。

正規代理店モノと並行輸入モノの違いは、日本語音声対応の有無ですね。

標準で英語音声なのですが、並行輸入モノでは日本語を選択出来ません。

実際の所、英語でも問題無いのですが、並行輸入モノでも日本語対応化する方法もあるみたいです。

また、並行輸入モノの中には技適マーク（TELEC）取得していないモノもあるので、販売店選びは大切ですね。

■　付属品　■

SENA SMH10Dには、ブームマイクがベースに固定されたジェットヘル向けと、私が購入したマイクが分離しているフルフェイス向けがあります。

違いはマイク部だけで、本体は同じです。

ベース（マイクとセット）の単品販売もしているので、サブのヘルメットに専用のベースを取り付けておく事も可能。

付属品は、充電ケーブルやDAP等を接続する為のミニステレオケーブルまで、必要なモノが揃ってますね。

また、DUALパックの場合は全て2台分揃っているので、オークション等でDUALパックを購入して、片方を出品する人が多いですね。

■　操作感　■

操作は、大き目のジョグダイヤルとPhoneボタンの２つだけです。

冬用の厚手のグローブでも、迷わず操作出来ます。

電話が掛ってきたらPhoneボタンを押すと電話に出たり（らしいです）、ペアリングしているスマホやDAPの音楽を停止・再生が出来ます。

ジョグダイヤルは音量のボリュームを調整したり、ペアリングしているスマホやDAPの曲の早送り・巻戻しが出来ます。

■　見た目　■

操作感が良い半面、大きく出っ張っているので、不格好ではありますね。

※下にも出っ張っているので、ゴム板を貼っています

これに関しては、仕方が無いと諦めています。

■　接続可能距離　■

公式では800m届くらしいですが、そんなに飛ばないなぁとは思います。

ただし、目視で認識出来る距離なら届く感じなので、実用上は問題無いですね。

■　音質　■

近距離にいても、チリチリとノイズが入りますが通話に支障が出る程では無いので、割り切れば問題無いかと。

このノイズ自体は、SENA SMH10D特有の問題みたいですね。

音楽再生時の音質は、イマイチだと思います。

以前使っていたサインハウスのスピーカーの方が、音質は良かったです。

マイクの取り付け位置で、風切り音が入ったりするみたいですが、私は標準の場所に取り付けています。

風切り音が酷い場合は、チークパッド内に仕込んだり、スポンジを貼ったりして対策すると良いみたい。

■　私の使い方　■

基本はソロなので、Bluetoothで接続したスマホの音楽をBGMにしています。

このスマホにはナビアプリを入れているので、BGMが流れていても道案内があるとミュートがかかり、正常に音声が聞こえます。

また、レーダーを使う場合も同様に聴こえます。

後輩とツーリングに行く時は、音声通話にしています。

この場合は、スマホからの音声の割り込みはされないので、ナビアプリの音声も聞こえません。

ただし、電話が掛ってくると、優先的に割り込みされるそうです。

スマホでナビアプリを使うと、夏場は高温異常で使えなくなるので、最近はカーナビを使うようにしました。

このカーナビは、Bluetooth接続出来ないので、スピーカー音量Maxにすると走行中でも案外聴こえるので、なんとかなりますよ。