なんですかね、アナログ系オーディオと縁を切ると心に誓ったのに、また悪い癖 orz.

レコードプレイヤーに手をつけていないのが、まだ救いであります。

カセットはレコードと違って「録音して聴く」というスタイルなので、カセットテープ自体はコレクターズアイテムになりにくい。

これがレコードになると、レコード収集に走るのは必至。

そうなると取り返しがつかなくなる自分が怖いのでやめときます。

さて、このデッキが登場したのは1990年、バブル時代であります。

既にCDは普及期ですし、MDも登場する頃。

カセットデッキは技術的に完成の域に達していたことでしょう。とはいえ、既に24年が経過しております。

Nakamichi DRAGONのようなプレミアム・アイテムだと故障と消耗が怖くておっかなびっくりなんですが、もっと消耗品的に手軽に使えるモノがないかと考えていたところ、この子が目の前に現れました。

前オーナーが、中古品を入手して自前で修理した個体のようです。

弄られた個体はちょっと腰が引けますが、修理後オシロで測定等書かれていたので、ド素人ではなさそう。ということでポチっとしました。

「外観悪い」と書かれていましたが、天板はアクリル黒つや消し塗装したとあり、悪いどころか良い部類に入りますよ、コレ。

当時の定価は、\59,800

完全にエントリーモデルであります。とはいえ、侮るなかれ。

当時の上位モデルで培われた技術をふんだんに取り入れ、メカもかなりの部分、継承されています。

もちろん、本格的な３ヘッドモデル。

さて、視聴。

噂には聞いていましたが、かなりの実力と思いました。

ブラインドテストしても聴き分けられないんじゃないかしらん。

すごいわ、SONY.

追伸

先日、リサイクルショップに出かけたら、Maxell　XLI･Sが13本　@50

すかさず全部ゲットしました。