普段からあまり使ってはいないものの、一応iPadは既に持っています。
初代RetinaのWi-Fiモデルです。型番があまり見かけないMD331J/Aとなっているのは、これがデモ機上がりの処分品であったためです。Appleでは店頭展示機には敢えて別型番をつけ、サポートの対象外としていますので、型番自体を区別してしまうのが手っ取り早いということでしょう。
上記iPad 3はiPadシリーズ初のRetinaディスプレイ搭載モデルであり、重量と若干の遅さを我慢すればまだ使える製品ではあります。しかし、先頃発表されたiOS 10サポートモデルリストの中にはiPad 3の文字はなく、遂にDockコネクター搭載モデルのiPadは、サポートが終了してしまうことになります。
元々上記iPadを買った理由は、意外と客先でiPadに関する問い合わせを受けることが多く、最低限自分も使っていないと回答出来ないからというものでした。そうなってくると、自分の学習用としてもそろそろ厳しくなってくるということで、iOS 10サポート世代であるこちらを買ってみることにしました。まあ、これはあくまで後付けの購入理由ですが…。
アイテム情報では一般モデルのME279J/Aとしていますが、実は今回購入したモデルはME785J/A、すなわちME279J/Aと同等仕様のデモ機なのです。しかも販売店で付属品は紛失してしまっていましたので、本体のみの販売であったため特価品として出したとのことでした。前回のiPad 3は「Retinaで安ければ何でも良い」という選び方で買った品ですが、今回も同じノリで「iPad mini Retinaであれば何でも良い」です。
iPhoneは全てtouch ID付きを使っていますので、touch IDが無いiOS機器はかなり久しぶりとなります。つい一瞬ホームボタン上で人差し指を静止させてしまいます。
外装では標準モデルのME279J/Aとの差はありません。背面記載の型番も「A1489」で同じですので…。
本体内の情報を閲覧すると、初めてME785J/Aという型番が表れ、この個体がデモ機上がりであることが判ります。
iPad 3よりもあらゆる意味で快適
iPad mini 2自体は、現行モデルがiPad mini 4であることから判る通り、既に2世代前の製品です。
しかし後継モデルとなっていたiPad mini 3は、実質的にはiPad mini 2にtouch IDとカラーバリエーションを追加したという程度のマイナーチェンジに過ぎず、性能面ではiPad mini 4より1世代古くなっているという程度です。
実際に搭載されているCPUも、iPad mini 2がA7(1.3GHz 2コア)であるのに対して、iPad mini 3も同じA7、iPad mini 4でようやくA8(1.5GHz 2コア)となります。今まで使っていたiPad 3がA5Xで2世代前の設計だったことを考えると、かなり進化しているという印象です。
実際に物理寸法は違っていても、画面解像度はQXGAで同等なのですが、動作のスムーズさにはかなり差が感じられます。iPad 3ではWebブラウジングで使っていても結構重さを感じるようになっていたのですが、iPad mini 2を使っていると特に重さを感じることは無くなりました。iPad mini 4のA8と比べるとメインメモリー量が半減しますので、色々厳しさを感じる部分はありますが…。
先程まで
これを挿して音楽を流すために使っていたのですが、それなりに使えるという印象です。動画の再生なども、フルHD程度であれば割合軽快にこなしてくれますので、タブレットの一般的な使い方であれば特に不満は無い程度でしょう。
さらに、iPad 3とは違って片手で保持して使える大きさと重さという辺りは大きな要素です。OSは違うものの、以前取り上げたASUS ZenPad S 8.0が直接的なライバルとなるでしょう。
SIMスロットが無いタブレットですから、常用するまでには至らないとわかってはいるのですが、この購入価格を考えれば気軽に試してみようという気になってしまったのです。
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購入金額
12,960円
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購入日
2016年07月29日
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購入場所
ノジマ
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