レビューメディア「ジグソー」

タッチカバーで痛キーボードを作ろう

このキーボードってフラットだよね。


 タッチセンサーを使用した「Surface専用キーボード機能付き画面保護カバー」ともいえる製品。専用だけにSurfaceとの組み合わせは見事。ある1点を除けばよくできている。

物理キーを持たないので表面は平坦。そしてタッチセンサーは感圧式…これ上に何か貼ってもつかえるんじゃね?と思ってまずはコピー用紙を上にのせてみる。使える。次は余っていたシールの切れ端を貼り付けてつかってみる。使える。但し表面がサラサラしているのでしっかりはくっつかない。粘着力はしっかりしたものがよさそうだ。

 

後は本体をまるごとスキャンして実寸を考慮しつつピッタリサイズの画像を作ってカットラインを作る。そして自分で描いた艦これの菊月をドカンと置く。

そのままじゃキーの位置がわからない。そこでスキャンした本体画像の登場。位置あわせでキー表記や仕切り線を作っていく。好きなフォントや処理で目立ちすぎず見えなさすぎずをうまいこと自分でがんばって作る。一部の記号キーや特殊キーはフォントにないので手書き。


 そいつをインクジェットプリンタ用ステッカー用紙にプリントして…


オリジナル痛キーボードの出来上がり!!

痛キーボードを自作しようとするとふつうはキー1個1個にシールを貼らなければならないがこれはその必要がない。平坦だから1枚ベタっとはるだけだ。

 

確かにキー配列を自分で作らなければならない分Surface本体の痛化に比べると難易度は上がるが痛キーボードとしては最高にカンタンな部類だ。


 本体だけでも背面菊月仕様というなかなかウケる私の痛Surfaceだが、タッチカバーは「キーボードのはずなのに一面絵柄」という更なるインパクトがあるので目立つこと間違いなしだ。というかコミケでもウケましたハイ。菊月なキーボード。きくづきーぼーど。


 こんな見た目でも使用感はシールを貼っても大差ない。確かに手触りはシールのペタペタ感が出てしまっているがタッチパッド含め操作は貼る前と大差ない。

…まあ元の使用感がひどすぎるんですけどね。このタッチカバー。



 ■以下タッチカバー本体のレビュー


 初代SurfaceRT/Proと共に発売された周辺機器の中でも特にプッシュされていたのがこのタッチカバー。というか基本的にセットで紹介されている事が大半だったし展示品にも標準装備で「キーボードは別売りです」とわざわざ書いてあったくらいSurfaceといえばこのカラフルなタッチカバーのイメージは強い。ほぼ同じ見た目で物理キーを持ったタイプカバーも展開されていたが、こちらはカバーとしての軽さと薄さを重視したタッチセンサー式のキーボードという、キーボード全体を見ても珍しい形態だ。

当時はタッチカバーが4色(のちにこのマゼンタが追加され5色)展開されたのに対し、タイプカバーは黒のみの展開。しかしSurface2/Pro2と同時発売されたタッチカバー2・タイプカバー2では立場が逆転しタイプカバーにのみカラーバリエーションが展開された。
そしてつい先日登場したSurfacePro3に至ってはタッチカバーにあたる製品が無くタイプイカバーのみの展開だ。

ちなみに専用端子部分は初代から3まで互換性があり、当然同じ筺体の2シリーズに装着してもピッタリ。但し3はサイズがあわない。

 


最初は猛プッシュされていたのにいつの間にか日陰者になっていたタッチカバー。その理由は実際触ればわかる。純粋に使いにくいのだ。
キーピッチや配列はこのサイズとしては十分で、以前使っていたネットブックと比べても広い。実際同じ配列を持つタイプカバーの展示品を触った印象はすごく好印象を持った。しかしこちらはタッチセンサーなので当然押した感覚はないしふつうのキーボードの調子で押していると指が痛くなる。
さらに致命的なのが根本的な感度の悪さ。しっかり押すと指が痛くなるのにしっかり押さないと反応しない事が多々あるのだ。Suface自体のタッチパネル&スクリーンキーボードの出来がいいのもあり、正直そちらを使ったほうが早く文字を打てるんじゃないかというレベル。
 タッチパッドは普通だが、ボタン部分はやはり同じ仕様なのでストレスがたまる。

SurfaceProを買ったとき展示品を1分程触っただけで「このタッチカバーはねえわ…」という感想になった。そして当時の実売価格は1万円近く。結局タイプカバーにも手を出さず好きな位置で使えるBluetoothキーボードを買った。皮肉にも同社のキーボードはどれも出来が良い。


SufacePro自体は心酔するほど気に入ったハードウェアだが、このカバーに関しては酷評せざるを得ない。もうSurface自体の評判を下げかねないプラスどころかマイナス効果な周辺機器。いっそ同じ端子でマグネット装着できる単なるカバーでも売ったほうがよかったんじゃないか。

当然専用端子を使用していて、他製品には流用できない。しかしその点は許せる程のギミックは持っている…というか感度が悪い以外は素晴らしい製品だ


マグネットによる着脱は固すぎず柔らかすぎず、適当に近づけてもカチャっと規定の位置にくっつく。ノートパソコンのように畳めば本体側でもそう認識され電源管理でスリープ等を設定しておけばそうなる。そして使わないときはくるっと背面まで回せば背面保護にもなるし、逆向きに取り付ける事だってできる。全体の品質も高く、物理キーを持たないためちょっとした水や汚れ、衝撃にも耐える。そして薄くて軽い。

実に優秀だ。入力機能以外は実によくできている。でもいくら高機能な車でもまっすぐ走れなきゃしょうがないんだ。後継のタッチカバー2ではセンサー数を増やして大幅に感度を改善させているが、いかんせんこのダメダメな初代のイメージが強すぎた。

という訳で在庫があるのか今は当時の半額以下で入手できる。このマゼンタも4000円でおつりが来た。マイクロソフトの意欲作である事は間違いないし決して手を抜いた製品ではない。本気を感じさせるこのカバー、今のうちに買っておくのも悪くない。

 

もちろん痛化素材としても。デコレーションアクセサリだと思えばキーボードの基本機能なんて気にならない。

  • 購入金額

    3,670円

  • 購入日

    2014年07月27日

  • 購入場所

    Amazonマーケットプレイス

コメント (7)

  • がじおさん

    2014/08/20

    こ、これは楽しいですね。
    持ってはいないですが、こんな事してみたいです。(^^
  • harmankardonさん

    2014/08/20

    こうなるとキーボードには見えないですね.
  • 下小川さん

    2014/08/20

    はっきりいって実用品としてはまるで買う気がなかった製品なんですが、ひょっとしてこういう事できるんじゃね?と思ってついつい!
    こういうのはホント楽しいです!
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