イヤホンジャックに挿し、ヘッドに付いているボタンの押し方によりアプリケーションを起動したり Android端末の操作が行なえます。
使用したい端末は Xperia GXで、ちょっと古いので動作が心配でしたがこの価格なのでダメ元で購入しました。
パッケージは添付画像の様に、カードホルダーに本体とケース、カードが入っていました。
カードの裏にアプリケーションの説明が書かれているページの URLとアンドロイド端末で使用するアプリケーション名が記載されています。
ケースはゴムの様な素材で振ってもまず本体が落ちる事は無いでしょう。
ケースのサイドに溝があり、ここでイヤホンのコードを挟むようになっています。
穴も開いているので、ストラップなど通して携帯する事も出来ます。
もっとも、有線のヘッドホンは使用しないのでずっと挿しっぱなしになりそうです。
ヘッドのボタンなどかなり精巧に出来ている感じですね(^^
イヤホンジャックに挿すと少ししか出っ張らないので邪魔にならず、外す時は爪で引っかけないと外せません。
アプリケーションをインストールしない状態で本品を挿し込み頭のボタンを押すと、私の端末では「WALKMAN(音楽プレーヤ)」が起動してきました。
ちなみに Nexus 7(2012)の場合は何も起こりませんでした。
そしていよいよアプリケーションのインストールですが、対応するアプリケーションは二つあります。
「iKey」と「KlicK」で、ほぼ出来る事は一緒で、ボタンを 1~3回クリックと長押しに動作を割り当てることが出来ます。
「KlicK」では更に長押しとクリックの組合せも追加する事が出来ます。
しかし、私の端末ではアプリのインストール後に長押しをすると Googleが起動してしまい長押しに動作を割り当てることが出来ませんでした。
PLAYストアから「iKey」をインストールすると、バージョンアップ版があり PLAYストア外に飛ばされます。
外部サイトからアップデートファイルをインストールする事になるので、あらかじめ「提供元不明のアプリ」をインストール出来るようにしておく必要があります。
無事インストールが完了し起動させると次の画面が開きます。
アップデートにより日本語に対応しているので、設定も分かり易いですね。
各操作への割り当ては、左の「+」をタップする事で行ないます。
各々操作名をタップすればそれが割り当てられますが、アプリケーションを起動するには「アプリを起動する」を選択します。
続いてアプリの一覧が表示されますが「KlicK」で表示されるものと微妙に違うので、両方とも問題なく動作する場合はこの使用出来るアプリの内容によって決めると良いかもしれません。
私の場合は発着信履歴から電話をかける事が多く「電話」をボタンに割り当てたかったのですが「iKey」では割り当てられず「KlicK」の方でしか割り当てられませんでした。
「iKey」の設定は、起動した画面の右上をタップします。
「エンハンスドモード」は画面オフ時に不具合に合った場合にオンにすると直る事があるようです。ただし、この機能は電池の消耗を増加させるとあります。
「誤操作防止」は画面オフの状態で、ボタン操作を受付けなくする機能になります。
もう一つの「KlicK」をインストールし起動すると次の画面になります。
各操作の割り当ては同じように左の「+」をタップします。
アプリケーションを起動するには「Open App」をタップし、次の画面でアプリケーションの一覧を開き割り当てます。
「KlicK」の設定は同様に起動画面の右上をタップします。
「more gesture」を ”ON” にする事によりクリック+長押しの割り当てが出来るようになるのですが、先に書いた通り長押しの動作が Googleになってしまうため私のところでは使えません。
「KlicK」で次の操作を割り当てた時の動作を見ていただきます。
1クリック:「電話」
2クリック:「ジョルテ(スケジューラ)」
3クリック:「カメラ」
映像では、1 → 2 → 3 → 1 と操作しています。
今回は比較的切替りは速いですが、私の環境は常駐が多いので特に時間があいた後の画面オフからの起動は待たされる事が多いです。
イヤホンジャックを使う事で気になるのが、本品を挿した時に音が鳴らなくなるのでは?という疑問が湧いた方もいらっしゃるかと思います。
アプリインストール後に本品を挿すと、挿したのがイヤホンなのか本品なのかの確認ダイアログが出るようになります。
アプリケーション名をタップする事でイヤホンジャックを挿していない時と同じ動作になりますが、あくまで私の環境での動作なので参考程度に見てもらえたらと思います。
あと、残念だったのが一番割り当てて使いたかったカメラの動作がイメージと違った事でした。
「iKey」の操作一覧にある「写真を撮る」(「KlicK」では「Camera」)を割り当て起動すると、画面に表示されることなく撮影が行われ撮影画像を確認する事が出来ません。
「KlicK」では割り当て時に直ぐに撮らないというオプションがあるのですが、その場合は「カメラ」が起動してきます。
ボタンを押すことで撮影画像を確認しながら撮りたかったのですが、どちらも出来ないようです。
ボタン一発でカメラが起動してくるだけでもかなり便利なのですけど、なんとなくハードボタンを押して撮影するという事がしてみたかったんですよね(^^;
もっとも、イヤホンジャックが左にあるので縦画面では右手で押すには辛そうでけどね(^^;;;
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購入金額
480円
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購入日
2014年07月27日
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購入場所
amazon
mickeyさん
2014/07/31
Nexus7(2013)だと問題なく動作しました。
iKeyをインストールしましたが、すぐに
アプリが起動できるのは便利ですね。
atsuo@tokyoさん
2014/07/31
ガラケーの時はハードキー1つでメールが立ち上がったり、着信履歴を見る事が出来ていたのに、スマホだとイチイチパネルから操作しなくてはならなくて面倒だったのですよね。
この便利さは持っている Android分欲しいくらいですね。
かげちゃんさん
2014/07/31
私が買ったのは高かったです。
ケースも付いてなかったし...
atsuo@tokyoさん
2014/07/31
ワンコインだと敷居が低いですね(^^
かげちゃんさんのは Gigazineでレビューがあったのと同じタイプですね。
ケースはあるにこした事がないけど、ずっと付けたままになりそうなので私には必要なさそうです(^^;
らんまるさん
2014/07/31
このアイテムを考え付いた人、良いセンスしていますよね。
個人的にも購入しようか検討中だったのですが、最近のスマートフォンって防水仕様ですよね。
運用的にこれを付けっぱなしだと、やはり差込口付近の防水性能は下がっちゃうんでしょうか。
そのあたりが気になってちょっと躊躇しています。
atsuo@tokyoさん
2014/07/31
> 類似品が数多く出品されているところをみると、ギミック的にはとてもシンプルな構造になっているんでしょうね。キモはアプリケーション側であるということでしょうか。
GIGAZINEで元々 Kickstarterで出資者を募っていた元祖のモノの記事で、リモコン付きイヤホンの再生ボタンでアプリが動いたってあるので、ほんとにシンプルなんだと思います。
アプリケーションがキモと言うか、発想が凄いですね。
防水仕様で水に濡れる可能性があると確かに挿しっぱなしは怖いですね。
いちいち抜き差しするのもスマートさに欠ける感じがするので、本品を使うなら挿しっぱなしが好ましいですよね。