まだ電球形LEDが普及する前だったかと思いますが、高輝度LEDを使った安価なノベルティグッズが流行ったことがあり、その頃よく見かけられた怪しいノーブランドの製品です。
この頃のLED照明は、明るさ重視で寿命を無視した設計のものが多く、放熱もロクにできていない製品がかなりあったと記憶していますが、この手のペンライトのようなものは、単純な構造なのでそういった心配はあまり無さそうですね。。。
実際のところはよく分かりませんが、本製品はそんなノベルティグッズの中でも比較的耐久性の高い(頑丈な)製品ではないかと思っています。
黒い軸にメッキのアクセントという「いかにもペン」というベタなイメージのデザインで、太さ的には5色ボールペンと同じくらいなので、若干の不自然さはあるもののペンと言われれば納得できる範囲の太さではないかと思います。
本体は樹脂製ですが、よくよく見ると樹脂自体は白色で黒い色は塗装によるもののようです。塗装ではありますが、耐久性に優れていて、長年の使用でツヤツヤになっていますが、剥がれなどは発生していません。
クリップ部分を使って胸ポケットに入れてみると、確かにペンに見えますが、ペン型のカメラなどといった如何わしいモノとは違うので、わざわざペンに偽装する必要はありませんよねw
まぁ、それは良いとして、
本製品はクリップ部分がスイッチになっており、押すと点灯して、離すと消えるという単純な構造です。どうやらこのクリップ部分のメッキ(樹脂メッキ)が肝のようで、これが内側の金属部分に触れる事で通電する仕組みのようです。
試しにクリップと軸の間に何かを挟むといくら押しても点灯しないので、クリップを使って胸ポケットに入れとおけば、不用意に点灯してしまう事を防げます。
なお、点灯状態をホールドする機能はありませんが、ちょっとした用途なら特に問題にならないのではないかと思います。
ペン軸の下部分を外すと中身の具の部分が出てきます。
アルミ製の一見怪しい装置ですが、基本的には砲弾型LEDとボタン電池の間にアルミパイプを挟んで高さを稼いでいる(スイッチの都合)といった感じです。
ボタン電池はLR41を3つ使用しています。
電池の出し入れは横のスリット部分から行う形となっており、電池を出す時は割と簡単に枝豆のようにプルっと出てきますが、入れる時は意外と大変で、プラスチック製のピンセットでは電池がクルクル回ってうまく入れられず、途中でイラッとして叩き付けそうになる気持ちを抑えつつ、結局は指で直接つまんでいれましたw
ペンライトとしての性能としては、局部的ではあるもののLED1球にしてはかなり明るい方だと思いますので、狭い範囲(機械の中や口の中など)を照らすには十分な性能を持っていると思われます。
用途的にペンに酷似している必要はないので、もう少しオリジナリティに拘ったデザインでも良かったかも知れませんねぇ。。。
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購入金額
0円
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購入日
2009年頃
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購入場所
展示会にて
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