Cel580じゃきつい。あまりにきつい。
メイン機である
からの念願の乗り換え。普通のビジネスアプリを立ち上げるにしてもさすがにシングルコアのCeleron 580では厳しくなってきましたし、それなりにゲームが動く環境もほしかったですし。当初はCore i5(Haswell Refrash) 4210M+4GB RAM+Windows 8.1 x64という構成のモデルを購入しようと検討していたのですが、ドスパラ店舗に行ったところこれより上の構成のCore i7 4710MQ+8GB RAM構成のものが展示品アウトレット扱いで92000円(税込)と安価な値段で売っていたため即決でこちらを購入しました。
ドスパラのゲーミングノートとしては新アーキテクチャのMaxwellプラットフォームの中ではローエンドに相当するGeForce 840m 2GBを搭載したローエンド向けのモデルになるかと思われます。
OSは希望していたWindows 8.1 Update 1 x64ではなくWindows 7 Home Premium SP1 x64になってしまいましたがまぁ延長サポートフェーズも残ってますし(OSの機能拡張を含んだメインストリームサポートは来年で終了)Windows Store App動かしたいんじゃなければこれでもいいかなぁと。いざとなればWindows 8.1にアップグレードできますし。ただしWindows Phone 8 SDKがHyper-Vが使えるWindows 8.x必須となっているためこれが動かないのはちょっと痛いかもしれません。(一応デバイスエミュレータをあきらめれば動くことには動くインストールパッチがXDA Developersで公開されてはいますがこちらの環境ではうまくインストールできませんでした。)
基本スペックはこんな感じ
GALLERIA QF840HE(Core i7 4710MQ"Haswell Refrash"モデル)
CPU:Intel Core i7 4710MQ(Haswell Refrash) 2.5Ghz(Turbo Boost時最大3.5Ghz HT対応4コア8スレッド)
RAM:8GB/最大16GB
GPU:NVIDIA GeForce 840m 2GB/Intel HD Graphics 4600(NVIDIA Optimusテクノロジにより切り替え可能)
HDD:500GB(SATAII 5400rpm)
液晶:15.6インチ 非光沢ワイドディスプレイ(最大解像度1920x1080 FHD)
オーディオ:オンボード(RealTek HD Audio)
Bluetooth:4.0
LAN:Gigabit Ethanet(1000Base-T)対応
Wi-FI:IEEE802.11 b/g/n
WEBカメラ:HD画質対応WEBカメラ内蔵
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ SATA接続
外部出力:HDMI/D-Sub 15
USB:3.0x2 2.0x1
OS:Microsoft Windows 7 Home Premium x64 SP1(Windows 8.1 Update 1/Pro Update 1も構成によっては選択可能)
キーボードはゲーミングノートらしくテンキーも搭載されたフルキーボードが搭載されています。
だいぶ前にメイン機として所有していたhp Pavilion dv6205/ct以来久々のNVIDIAグラフィックチップ搭載機になります。Core i7ロゴステッカーとGeForceロゴステッカーが誇らしい…
ベンチとってみた(例の通りちはやも回してみた)
やっぱりゲーミングノートですからベンチ回さないとということでベンチを回してみました。ちなみにこの構成のベンチ結果は公式のこちらでも見れますので参照に。
3DMark 11
とりあえず無料版でベンチ。スマホにも移植されているICESTORMのスコアは素晴らしいことになっていますがそれ以降は”それなり”感。高性能GPU搭載向けベンチであるFIRE STRIKEに至っては1459でデモもコマ落ちがひどいなど悲惨な結果に。
ちはやローリングWE(Sigrus Engine)
ビジュアルアーツのHDエロゲ(注:Rewriteはエロゲではないです)向けゲームエンジン、Sigrus Engineのベンチソフト。
のレビューでも回してますがこちらと前メイン機とThinkPad 8の結果も改めて貼っておくとこうなります
FMV A8280(Intel Celeron 580 2.16Ghz+Intel GMA4500MHD) 解像度設定1366x768)
ThinkPad 8(Atom Z3770"BayTrail-T"+4th Gen Intel HD Graphics 解像度設定1920x1080)
QF840HE(GPU:NVIDIA GeForce 840m 解像度設定 1920x1080)
QF840HE(GPU:NVIDIA GeForce 840m 解像度設定 1280x768)
QF840HE(GPU:Intel HD Graphics 4600(4th Gen) 解像度設定1920x1080)
ローエンドとはいっても最新世代のGeForceだからちはやベンチくらい余裕だろ…と思っていたのですが意外にも微妙なスコアになっています。面白いのはなぜかちはやベンチWEにおいてはGeForce 840mよりもHaswell内蔵の4世代目Intel HD Graphics 4600のほうがベンチ結果が優れている点でしょうか。Intel HD GraphicsもIntel GMA世代に比べると大幅に進化して一昔前のローエンドGPUは十分食える性能になったとは聞きますが、これはちょっと意外な結果になりました。2DのエロゲをプレイするならIntel HD Graphicsでも十分、場合によってはGeForce 840mよりも快適かもしれません。
実際にゲームをプレイしてみた様子が以下の動画になります。
Need For Speed Most Wanted(2012)*解像度設定1920x1080 グラフィック設定高 25fps~
Need For Speed Hot Pursuit(2010)*解像度設定1920x1080 グラフィック設定高 60fps
最新のMaxwellアーキテクチャのGeForceとはいってもあくまでローエンドGPUで、購入時店員さんにも「あまり期待はしないほうがいい」とは言われてはいたのですがNFSシリーズに関しては予想以上に動いてくれている印象です。最新作のNFS Rivalsに関しても動いてくれるようなのでそのうち買おうかなぁと検討しています。最新の3Dゲームも解像度設定をHDに設定すれば快適に動くものも多そうです。2005年に登場したNeed For Speed Most Wanted(2005)に至ってはIntel HD Graphicsでも十分最高設定で動いてくれます。
これも時代の流れか。
まとめ:ゲーミングPCとしてはあくまでローエンド。ただ最新のゲームもそれなりにこなせる
ドスパラのゲーミングノート”GALLERIA"シリーズの中でもi7 4910MQ+GeForce GTX 880Mを搭載したQF880HGが25万する中本モデルは一番下の「ローエンドゲーミングPC」という扱いになります。
そのため最新3Dゲームの中ではFullHD+グラフィック最大設定だとどうしても動作が”重い”ものもあると思いますが、グラフィック設定を落としたり解像度設定を落とせば大体は動くものがほとんどだと思います。ちょっと古めの3Dゲームなら余裕でFullHD+グラフィック設定最大でも楽しめるかと。
またi7搭載だけあって普通のアプリの動作も軽快になっており、FMV A8280からの乗り換えとしてはかなり満足しています。しかもHaswell Refrash i7搭載で9万ちょっとで買えましたからもう文句はないです。
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購入金額
92,000円
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購入日
2014年07月08日
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購入場所
ドスパラ 秋葉原本店
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