一世代前のモデルですがiOS端末初購入ということで紹介したいと思います。
●au Apple iPad 第4世代 Wi-Fi+4g 128GB ブラック (ME406J/A)
iPad 第4世代 Wi-Fi + Cellular (ME406J/A)のau版です。
キャリアモデルのためSIMスロット(形状はmini SIM)もあります。
SoCはCPUに1.4GHz デュアルコアとGPUに PowerVR SGX 554MP4(クアッドコア)を組み合わせて強化したApple A6Xを搭載。
ストレージは16GB/32GB/64GB/128GBにブラックとホワイトの二色で8モデルが販売されていました。現在は”iPad Retinaディスプレイモデル”として16GBモデルのみ廉価版として再販されています。(購入したのは128GBのブラックモデルです。)
●液晶&タッチパネル
液晶パネルは9.7インチのRetinaディスプレイ。
アスペクト比が4:3なのはiPadの特徴ですね。2048x1536ピクセルの高解像度はドット感(ジャギー)を感じることもなく非常に高精細で圧巻です。
パネルはIPS+LEDバックライトで”視野角、発色、輝度、残像感”共に良好。
タッチパネルのレスポンスも良好。操作に対して反応も良くてストレスなしです。
●内部ストレージ
iOS端末は基本的にSDカードスロットが搭載されていないので、データは内部ストレージかネットワーク上のストレージを使うことになります。
こちらは128GBモデルのため空き容量は約114GB。これならファイルサイズが大きくてストレージを圧迫しやすい音楽や動画ファイルを入れても余裕があります。
●スピーカー
縦置きで右下の本体裏側にモノラルスピーカーが搭載されています。(ヘッドフォン出力端子がるのでスピーカーやヘッドフォンを使用すればステレオ出力も可能。)
音質もタブレットとしては良好なのでステレオスピーカーでないのは残念です。
●ボタン
ハードウェアボタンは”スリープ解除ボタン、ロックスイッチ、音量調整ボタン、ホームボタン”のみとシンプルです。その他の操作は全てタッチパネルを使用します。
android OSに慣れていると”戻るボタン”が無いのでホームボタンを押してしまいホーム画面まで戻ってしまう・・・などありますが、この点については慣れの問題ですね(^-^;
(補足:andoroidでも一部の端末で”戻るボタン”が無いホーム画面を採用している機種もあります。)
ボリュームスイッチの側のロックスイッチは標準では”画面の向きロック”ですが設定を変更して”消音ボタン”にすることもできます。
●重さ
本体の重さは680g。
スマートフォンや携帯ゲームは200g前後ですから3倍くらい重い計算になります。
実際に片手で持って使ってみると長時間片手で持つのは厳しい印象です。
●カメラ機能
バックカメラにフルHDビデオ(1080p/最大30fps)の撮影に対応した500万画素のカメラとフロントにHDビデオ(720p/最大30fps)の撮影に対応した120万画素のカメラの2台を搭載。
画質は他の製品や旧モデルと比べるとかなり高画質になっていて光学ズームが無いのがもったいないと思えるほどです。(リアカメラにはデジタル5倍ズームは付いているようです。)
スマホやタブレットのカメラ機能は基本的に使わないので詳細な評価は無しでm(_ _)m
●バッテリー
内蔵バッテリーの容量は11560mAhでユーザー交換はできません。バッテリーのもちについては良好で旅行で二日ほど使いこみましたがバッテリー残量は50%程度でした。android端末よりかなり持つという印象です。(SIM無しでの運用です)
スリープ時の消費電力も少ないようで数日放置しても95%以上をキープしています。android端末にありがちな「数日放置しただけなのに気づいたらバッテリーがきれて電源落ちていた・・・」ということはありません。
●感想
iOS端末の購入は今回が初めてのため数日使ってみた感想です。
OSやアプリの基本的な操作については説明書は不要。OSのメニューに関してはメーカーごとにカスタマイズされているandroid端末より繊細されています。
app Storaについてはandroidでもリリースされているアプリもいくつか見られますが、iOS専用アプリは何が良いのか分からないのでネットや評価(レビュー)などをチェックしているところです。面倒ですがこの作業が面白い段階でもあります。
iPadはライトユーザーの利便性とiTunesやストアアプリとの連動を強化した関係でファイルの操作がダイレクトに行えない仕様となっていて不便です。ファイルの操作に不慣れなユーザーには分かりやすいのかもしれませんが、PCに慣れているとUSBマスストレージとして内部ストレージをPC上から直接操作可能なandroid端末のほうが便利で楽です。iOSの操作性の良さに対してiTunesの使い難さが目立ちます。改善して欲しい部分です。
処理能力については一世代前のモデルの中では最高スペックのA6Xを搭載しているということもありiOS 7.1.2でもスムーズに動作しています。Android端末に対してSoCのスペック(とくにCPUコア数)では劣りますがOSの一連の動作は処理が重いと感じることはありません。
ただし1.5GHz以上のクアッドコアSoCを採用する比較的新しいandroid端末と比べると圧縮ファイルの展開と画像の表示などで処理落ち(待ち)があるなど若干性能不足を感じる面もありました。処理のもたつきに関しては使用したアプリのプログラム側の問題の可能性もあるので他のアプリも試してみる予定です。
iPad 第四世代は予想以上に快適ですが、本体重量に関しては許容範囲外といった感じで軽量なandoroidタブレットのSO-03Eと比べてしまうと680gは重すぎです。最新のiPad Airでは469gと大幅に軽量化されているようです。落ち歩くことが前提で本体の重さが気になる方は最新モデルをお勧めします。
<2014/08/01>
・バッテリーについて追記しました。
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購入金額
0円
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購入日
2014年07月頃
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購入場所
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