平成元年に 超感覚スカイラインというキャッチコピーとともに登場したR32は、バブル期真っ最中ということもあり、「走る・止まる・曲がる」という車の3大性能を突き詰め、GTレース向きに仕立てられ、その最高位の車として 2.6Lの RB26DETTを搭載した4WDのGT-R(R32) がリリースされたのです。
しかし、R32のスポーティー路線はもともと R31までの購買層には明らかに不評でした。
トヨタでいえば、マークII三姉妹のクレスタが欲しいユーザーに、セリカ、スープラどうですか?っていってるようなもんでしたからね。(このたとえもすでに全ブランド終了してるから適切ではないですね)
次モデルR33でラクジュアリーカーの方向にチェンジしますが、剛性はあがったものの重量が増えすぎて R32ユーザーからは不評でした。
R34でさらに重量と高い剛性を誇る車に変身しますが、これもマーケット的にはGT-R以外不発。GT-Rだけが存在理由と化してしまった感じですね。
結局 直6RBエンジンからV6 VQエンジンに変更したV35で走行性能も居住性能も改善するまで、日産の迷走が続きました。
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購入金額
0円
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購入日
2014年07月12日
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購入場所
パッチコさん
2014/07/16
RXー7のファンも一度GTRに乗ってしまうとRに乗り換える人も多いです。
弱点はないわけでは無いですがかなりの強敵です。