中央道の中間地点、諏訪に近い諏訪SA(下)には、金型の設計及び製造やプラスチック成型及びプレス加工業を本業とする株式会社ピーエムオフィスエーのキャラクターホビー事業部門(PLUM)の販売コーナーがあり、地域の野菜を使った漬物や土地の名を冠したまんじゅうなどに並んで、萌えキャラのフィギュアやロボットのプラモデルが売られているというカオスな状況を示しているが
それはその株式会社ピーエムオフィスエーの本拠が信州は諏訪市にあるからだ。
もともと車関係や医療用の精密プラスチック部品などを手掛けていた同社が、その複雑な造形も良く再現する金型の割り方などのノウハウを持ってフィギュア製造の異分野に参入したのは2009年。2008年のリーマンショックで車の部品関係の受注が激減した時に同社の技術が活かせ、かつ好不況の波に影響が少ない趣味の分野に参入したわけだ。
その展開手法は地域密着型。地元の各都市ごとにその土地にちなんだ萌えキャラを設定し、そのフィギュアや関連商品を販売する。今まで縄手(松本市)、岡谷市、塩尻市のキャラクターを紹介してきたが、当然会社が立地する諏訪市にも設定されている。
....どころか諏訪市「公認」キャラクターとして諏訪市が提供する諏訪姫スマホアプリ「諏訪市まち歩きナビ すわなび」にも登場するPLUMのメインキャラクターともいうべきもの。2014年全日本ラリー選手権に参戦するプラムレーシングの山岸健選手、戸塚和幸選手、コパイの渡邉晴子選手が駆るハチロクことTOYOTA 86にも大きく描かれる同社の看板娘だ。
設定的には「諏訪御料人」ということで、武田信玄の側室で由布姫とも呼ばれる人物がモデル。その居城であった諏訪高島城のプラモデルとセット販売されたミニフィギュアが諏訪姫。
その後1/7の大型フィギュアなども商品化されるが、それらPLUMの商品ほとんどがそろったショップがある。
それが中央高速諏訪インター至近の諏訪市沖田町にある直営ショップPLUM・SHOP。先日帰省のため中央道を走った時に寄ってみた。
でも、か~な~り場所がわかりづらい。PLUMのホームページにも場所の記載がなく、Google+などで住所は特定できたものの、諏訪ステーションパークという複合商業施設の小売店エリアの車通りに面していない部分にあるため、下りてみないとわからない。諏訪ステーションパーク自体にも現地に全体見取り図というものがなく(発見できなかっただけかもしれないけれど)、1000台以上収容の駐車場を囲むように店舗があるのであっちにウロウロ、こっちにウロウロした挙句にやっと見つけた。
オッサン一人が入るにはなかなかド派手な店構えだが、なかは空いていてじっくりと見聞。
どうせわざわざ来たのなら、そこでゲットするのはやはり!メインキャラ諏訪姫でしょう!ということで、諏訪姫のクリアファイル。
「お城の裏で遊んでいたら現代にタイムスリップしてしまった」という設定の諏訪姫、平成の流行を取り入れて?wミニスカート...という流行取り入れすぎだろ、な彼女が居城の諏訪高島城の前に立つ絵柄。
裏は他のシリーズと同じく、デフォルメタッチの姫が「みなでたのしく諏訪にくるのじゃ!」とありがたいお言葉をのたまう図柄。
この姫、市のイベントやラリーなど露出度も高く、とても人気が高いようです。
せっかく行ったんだから、一品で終わるわけないよねー。
..ええ、この項続きます。
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購入金額
309円
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購入日
2014年06月28日
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購入場所
PLUM SHOP
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