電源投入直後はごく普通に動いているのですが、暫く時間が経過すると突然表示の色調が狂い始めたりするということで、おそらくは基板の故障でしょう。元々安売り品だったものですし、消費電力などの点を考えても諦めて買い換えた方が安上がりだと思われますので。
当時は主力シリーズだったMX10系ですので、機能の点ではこれといって不満はありません。D-Sub 15PのPC入力もありますし、HDMIも2系統でD端子(D4対応)も用意されています。当然地上波アナログ/地上波デジタル/BS/110°CSの各チューナーを持っていますので、単に視るだけであれば仕様面での不満はないでしょう。
ただ、液晶パネルの質は決して良いものではありません。製造メーカーは判りませんが余り質の良くないTNパネル(解像度は1366×768ピクセル)であり、視野角はTVとしてはかなり狭くなっています。同シリーズの32インチモデルだった、LCD-32MX10はVAパネルだったはずで、サイズ以上にこの差は気になった点です。きちんと視野に入ったときの画質も派手なだけで不自然さばかりが目立ち、あまり褒められたものではありません。
DIATONEスピーカーが売り文句となっていますが、音質はこのサイズのTVとしては悪くないというところでしょうか。低音の量はまずまず豊かです。それ以上取り立てていうほど音質面での優位があるようにも思えませんが。
とにかくTVでありながら5年少々であっさりと故障してしまったという耐久性のなさが残念です。同時期やそれ以前に買った液晶TVも、故障したものは他にありませんからね。当時としてはかなり安かった製品なので、諦めはつくのですが。
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購入金額
29,800円
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購入日
2008年12月27日
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購入場所
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