本作は梶島正樹監督原作の天地無用!GXPの約10年後の地球が舞台となっています。
※著者は梶島監督ではないのでノベライズ作品ということになるかと
天地ワールドのキャラクターでまともに出てくるのは西南(本作では南田という偽名で登場)とGXPで西南とかかわりのある某キャラくらいです。
ただし、メインヒロインたちはGXPでも登場していた各勢力の子孫であったり、梶島監督が書いている、真・天地無用GXP(タイトル略)にも、この10年前の姿でチラッと登場したりします。
あらすじを簡単にいうと、天地無用の公式設定をご存知の方にはいまさらですが、宇宙は銀河連盟という統治機構があり、そこは樹雷と瀬二我という二大勢力がベースになっています。
そしてGXPで登場したようにそこからドロップアウトした・・・もしくは家業として継承してきている宇宙海賊が存在します。
本作ではそれら宇宙海賊の代表が新たに国家として建国できる領域をかけて、地球で代表戦をクリ路下手いるわけですが、そこに巻き込まれたのが主人公である地球人の少年です。
地球は樹雷の保護区なのですが、地球の代表がこの勝負に勝てば、銀河連盟の議席がもらえるという特典付。
主人公としてはそんなことは関係なく、級友たちの争いをやめさせたくて、ゲームに参加していくというお話です。
最終巻にして新ヒロインが登場したり、最後は梶島監督らしいハーレム系の終わり方をしたりw
GXPで登場したあるメカも出てきたりと旧来のファンも楽しめる内容です。
3巻で終わりとは残念ですが、あとがきで続きがあるような事も示唆されていましたので、続きが楽しみです。
それと同時に・・・早くGXPの続きを書いてほしいのと・・・異世界の~~続編とかも期待したいところです。
いくらなんでもあれは終わりが中途半端すぎる。
-
購入金額
713円
-
購入日
2014年05月30日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。