i7-3820を選んだのはX79チップセットでメモリのクアッドチャンネルサポートによる広いメモリ帯域と次世代標準になりそうな
- PCI Express 3.0をサポートしている!
- PCI-Expressが40レーンある!
- でも予算はそんなにかけれないw
- でもX79いじってみたい!
という所から選んでみました。
※結果的にはX89はでてこず、X99は完全取っ替えしないとダメって事でショボーン
Kがつくまでオーバークロックをするわけではないのでi7-3820にしたのですが、倍率が43倍までしか上がらない(選択上は44倍までありますが、なぜか43倍になってしまいます。)というだけで、CPU Strap機能をつかってBCLKをあげることが出来るので、普通にオーバークロックする分にはKが付いていないことをあまり意識しないでいじることが出来ます。
簡単に定格3.6GHzから4.6GHz(倍率40倍×BCLK115MHz)にオーバークロックしたときの各種ベンチ結果を記載します。
【 3DMark06 】
CPU3.6GHz--------SCORE---26,561
(SM2.0score-10,069・HDR/sm3.0score-13,623・CPU-score6,706)
CPU4.6GHz--------SCORE---32,329
(SM2.0score-12,652・HDR/sm3.0score-15,758・CPUscore-8,576)
【 3DMark11 】
CPU 3.6GHz-------SCORE---P8,856
(Graphics-9,356・Physics-8,033・Combined-7,102)
CPU 4.6GHz-------SCORE---P9,374
(Graphics-9,344・Physics-11,390・Combined-7,553)
【 CINEBENCH11.5 】
CPU3.6GHz-------CPU-6.93pts
CPU4.6GHz-------CPU-8.89pts
【 FINAL FANTASY 14 HIGH 】
CPU3.6GHz-------6,215
CPU4.6GHz-------7,025
【 Super パイ 】
3355万桁 24回のループ
CPU3.6GHz-------9分02秒
CPU4.6GHz-------7分13秒
上記のような結果が出ました。
また、i7-3820のオーバークロックは倍率のみ上げる4.3GHzまでは普通のメモリでもあっさり上がって行きますが、ベースクロックをいじって4.3GHz以上のオーバークロックを行う場合メモリも合わせてOCしてしまう為、ある程度のOC耐性のあるメモリを使用しないと、すぐにブルースクリーン又はBIOSすら立ち上がらずCMOSリセットのお世話になってしまいます。
《 総評 》
水冷化して5GHzクラスのオーバークロックをするつもりはないけど、空冷でちょこっとオーバークロックしてみたい!一気に買い揃える事は出来ないけど、少しづつ買い足してハイエンドを目指して行きたい!!という層にはお手軽にオーバークロックもできて、メモリもいじれて楽しめるCPUです。
テスト環境
<PC構成>
【CPU】Intel Core i7-3820
【M/B】ASRock X79 Extreme4-M
【CPUクーラー】Phanteks PH-TC14PE OR
【CPUクーラーFAN ※3枚目】ENERMAX T.B.VEGAS TRIO UCTVT12P
【メモリ】G. SKILL F3-14900CL9Q-16GBZL (DDR3-1866 4GBx4)Quad-Channel (4Gx4=16GB)
【ビデオカード】Palit GeForce GTX 670 JetStream 2GB OC (NE5X670H1042-1042J)
【SSD(システム)】OCZ Technology Agility 3 120GB (AGT3-25SAT3-120G)
【HDD(データ)】SEAGATE ST1000DM003 (1TB SATA600 7200)
【電源】HEC COUGAR GX(V2) 800W/80PLUS GOLD (HEC-GX800V2)
【ケース】IN WIN Dragon Slayer (IW-BR661)
※オーバークロックの表記がありますが、保証が受けられなくなる事がありますので自己責任でお願いいたします。
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購入金額
28,000円
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購入日
2012年05月09日
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購入場所
ドスパラ
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