先日メインPCのマウスとして使い始めたLogicool G700sですが、操作感・使用感には概ね満足しているものの、一箇所だけ大きな不満がありました。
それはバッテリーの使用可能時間が短いということです。
上記レビューでも書いた通り、G700sは単3電池ボックス内にPanasonic eneloopの標準タイプを装着していて、有線接続時はUSB経由でここに充電され、無線接続時にはここの電力を使ってワイヤレス動作を可能とするというものです。
恐らく私の他にも電池の持続時間に不満を持つユーザーは少なからずいたのでしょう。ロジクールのサポートページ内FAQにこんな項目がありました。
これによると、標準的な動作時間は8~10時間となっています。実は1日中PCを使っていたときに、満充電で入れたeneloop(少し古いSANYOブランドのもの)が、夕方には空になってしまったことがあったのですが、それが仕様ということになるわけです。以前使っていたMX Revolution相当品は数日は充電無しで使えていただけに、毎日必ず電池の入れ替えが必要というのは少々煩わしいところです。まあ、充電済みのeneloopを常時2本以上用意していますので、使っていて困るというわけではないのですが…。
ただ、できれば2~3日に1度程度の充電頻度にしたいという気分にはなります。そうなると考えられるのは
・こまめにマウスの電源を切る
・使用時間自体を減らす
・内蔵電池の容量を増やす
という程度の手段です。その中でも最も手っ取り早く出来る手段として考えたのが、電池の容量改善という手段でした。
さすがにニッケル水素電池で海外製というのは信頼性が感じられないので、日本メーカー製の手堅い品という観点から、当初はeneloopの大容量モデルであるeneloop proを買うことを考えました。
ただ、eneloop proは結構割高なのです。そこで次に考えたのが、富士通ブランド(FDK)のものですが、調べてみるとこれとAmazon Basicsの製品は同じ中身という情報があったのです。そうなると、丁度割引がかかり、到着も早いAmazon Basicsで良いかと思い、こちらを注文したのです。
容量表示以上に持続時間は延びる
容量表示はFDKの自社ブランド製品と若干違う(FDK:2,450mAh、Amazon:2,400mAh)のですが、日本製であることは少なくとも確かなようです。
FDK製のニッケル水素電池は、実際のところ旧三洋電機の技術や生産ラインを引き継いでいるということで、eneloopシリーズとは兄弟のような関係だという話もありますし、以前使っていたことからそこそこ信頼感もあります。
実際にG700sで使ってみたところ、既に昨日から13~14時間程度使っているはずなのですが、まだバッテリー残量ランプは2段階を示していて、まだしばらくは動きそうなイメージです。
今まで使っていた1,900mAhのeneloopでは確かに8~9時間程度しか使えませんでしたので、それと比べれば大幅な改善です。容量的には2割程度しか違わないはずなのですが…。
充電可能サイクルは通常のeneloopの2.000回以上よりは大幅に少ない500回となりますが、4本セットで買っていますからマウスの寿命よりは長く持つでしょう。G700sのバッテリーに不満がある方は試してみる価値はありそうです。
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購入金額
988円
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購入日
2016年08月24日
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購入場所
Amazon
Wizard03さん
2016/08/27
購入されたAmazonの製品は第2世代eneloopと同じ製品のようです。
第1世代のeneloopは使用するにつれ満充電容量がかなり低下していたはずなので
より性能差を感じられたと思います。
jive9821さん
2016/08/27
コメントありがとうございます。
私も調べるまでは全然知らなかったのですが、結局はFDKに行きつくということなんですね。
まだ新品状態のPanasonic eneloopと比べても結構持続時間に差がありましたので、約500mAhの容量差はそれなりに意味が感じられるとは思いました。
jakeさん
2016/08/27
即戦力になりますよね。
jive9821さん
2016/08/27
確かに、届いてその日のうちに早速試すことが出来たというのは結構助かりましたね。
高容量のシリーズは充電サイクル500回と、通常版よりは遙かに少ないのは少し不安要素ではありますが、少なくとも使い始めの満足度は高いものがあります。