実家のある仙台に帰省しておりました。

今年は、猫のいないお正月なんでノンビリしようと思っていたんですが、

帰省していきなり発熱……38.7℃も出てて、ほとんど隔離されていました。

 

年が明け、具合が悪いのも治り、フト近くのジョーシン器に行ってみると、

 

1500円（税別）でイヤホンを売っていました、買いました（即）

久々の「SONY」！！　　　MDR-XB50

……とはいえ、イヤホンはいくつあることか……

いらんやろ！！　　いらんのですけどね。

 

中身はシンプル。本体、布ポーチ、説明書、イヤーピース四種、説明書、コードのクリップ。

 

こっちから見るとカッコイイのですが

 

本体はプラスチックで、メッキも側面から見ると安っぽいギラギラした色。

 

本体は、XB（エクストラバス）低音を響かせるようにかかなり大きい。

 

デュアルドライバのBlitzWoｌfと比べても奥行きがかなりあります。重さは見た目ほど無いですが。

 

さて、実際に聞いてみた感じは……

「エクストラバス」と言うだけあってかなり低音が強調されています。しかし、低音重視の中華イヤホンと違ってコモリ感は少ない。でも、ベースの音の押しつけがましさは感じます。自然ではない。

高音もシッカリ出ています、がちょっと角が立ってる感じがあります。

高音、低音がしっかり出てるけど、ボーカルなんかの中音が引っ込み気味……　ちょっと遠くで歌っている感じがします。

しかし、これはイコライザで調節してあげれば、問題がなくなります。

こういうのがドンシャリ、というのでしょうか？　低音が聞き取りにくくなる電車なんかではいいかも。

音場も広く感じ、迫力があります。

 

コードは平型で、カラミにくくていいんですが、この「イエロー」しかなか無かったのだけど、蛍光過ぎて、やや恥ずかしい。

そして、タッチノイズが強め。クリップを付ければマシになるはずなんですが、

コードの二股になっている部分が長すぎて、付けたい場所にクリップが付かないので、有効に使えないのです…

 

1500円で、これなら十分満足で、全体として「厚み」とか「音の分解の良さ」には欠けるところがあるけど、「面白い」音として楽しむのは楽しいイヤホンですね。遮音性も良いし、空いた電車用にいいイヤホンでしょうか。