TRUTHと言えば…
TRUTHと言えばやはり1987年に始まったF1グランプリ中継の初代オープニングテーマであることからF1のイメージが強いと思います。
僕自身は現在19歳ですので、オリジナル版がオープニングだった頃のF1はあまり知りません。
ですが、アレンジされたバージョンが使用されていたときは日本GPのTV中継を見ていた記憶があります。
途中でテーマ曲が変更された時もありましたが、このアルバムの発売時点(2006年)では、20シーズン中18シーズンでTRUTHが使用されています。(変更があったのは1999~2000年)
また、2012年からはオリジナルアレンジのTRUTHがテーマソングに復活するという風にF1とは切っても切れない存在と言えます。
TRUTHの20年
このアルバム、入っている曲は全部TRUTHのアレンジ違い。
- TRUTH ~20th ANNIVERSARY Version~
- TRUTH …オリジナル、1987~1998年F1テーマソング
- TRUTH1991 …本田雅人がソプラノサックスで奏でるバージョン
- TRUTH21c …2001~2002年F1テーマソング
- UNIVERSO INTERIOR …歌付きバージョン。歌詞はポルトガル語
- TRUTH Drum'n Bass Mix
- TRUTH Future Satelite Mix
- TRUTH ~Version'05~
- TRUTH(Ballad Piano Version)…河野啓三によるピアノアレンジ
- TRUTH(Ballad Guitar Version)…安藤まさひろによるギターアレンジ
- TRUTH RESONANCE-T MIX(TV SIZE)…2003~2005年F1テーマソング
- TRUTH ~20th ANNIVERSARY Version~(TV SIZE)…2006年F1テーマソング
これ以外にもアレンジされたバージョンがあるようなんですが、このアルバムには収録されていません。それでも、TRUTHだけでこんなにもたくさんのアレンジがあるのかと驚きました。
F1の20年
このアルバムについている冊子。見た目は何の変哲もない冊子なのですが、開いてみると1987年~2006年までのF1中継の歴史20年間分が刻まれています。
F1の世界で起きた出来事、番組使用曲、時代背景を時系列順に見ることができます。
あの悲劇から20年
2014年は「F1史上最大の悲劇」ともいえる1994年サンマリノGPでの死亡事故からちょうど20年になります。もちろん、冊子の中でアイルトン・セナの死について触れられており、こう書かれています。
「5月1日、サンマリノGPでアイルトン・セナ、空へ還る。」
このサンマリノGPではセナだけではなく前日の予選走行でローランド・ラッツェンバーガーが死亡する事故も起きています。
この文が冊子の中でもかなり印象の強い一文でした。
もちろんセナのレースを生で見たことはありません。僕が生まれる約1年前に亡くなってしまったのですから。
ですが、伝説のドライバーとして語られてきていることは知っています。
そんなことを思いながら収録されているPiano Versionを聴くとその語りかけているようにも聞こえるピアノの響きと相まって涙が出てしまいました。
いろんな視点から20年という期間を見ると長いようで短くも感じます。
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購入金額
2,167円
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購入日
2014年04月29日
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購入場所
amazon.co.jp
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