レビューメディア「ジグソー」

エコなタイラップ(インシュロック)

部屋のレイアウトをするとき、現代の電化世界ではコード、ケーブルの処理が欠かせない。
なにもしないで床を這わせておくと引っかかって危険だし、PCの裏などもある程度まとめておかないとその他の端子のケーブルの抜き差しがタイヘン。

そこでよく使われるのがタイラップ、あるいはインシュロックと呼ばれるナイロン製の結束バンド。短いのは10cmくらいから、1mに達する長さまであり、金属ポールなど引っかかりがないようなものにコードを沿わせるような用途から、ラダーのような固定金具がつけづらいようなものにある程度の重さの荷物を半永久的に固定するような用途まで産業用としてはよく使われている。

しかし家庭用としてはあまり使われていない。

それはこれらの結束バンドは使い捨てだから。↓一例

固定穴に一度バンドの先を入れると一方向にしか動かない。
まぁ、それ故「緩む」という事が無いので、力をかけてミチミチと締めていけば、ひとりでも比較的簡単にかなり強固に固定できるのだが。

しかしそれが災いして?、家庭においてはレイアウト変更の度に切らなければならなくなる。いや、留め方によっては掃除の度にその羽目になる。

まぁ原価としてはたいした額ではないので(短いものなら数十本入りが百均で揃う)、毎回そうしても良いのだが、エコじゃないし、切るときにニッパーや鋏を使うので、ヘタをするとコードやケーブルを傷つける可能性がある。

そこで&新居のレイアウトは今後変わる可能性があること&借家なので固定の釘打ちや跡の残る粘着テープ(を用いた固定具)を使えないので、これを入手した。
耐熱・耐候タイプ。
耐熱・耐候タイプ。
エスケイ工機の「リリースタイ」こと再利用可能な結束バンド。固定部分に工夫をして、普通に締めていけば一方通行、ボタンを押せばロックが外れ逆方向に動かせるようにしたもの。
機構としてはこんな感じ。
機構としてはこんな感じ。
しかしその分頭の部分はとても大きい。「見栄え」を気にする場合にはキビシイ感じだ。
10cmと13cmの3cmしか違わないとは思えない違い。
10cmと13cmの3cmしか違わないとは思えない違い。
ただこの手のタイプとしては珍しく余った先端処理ができる。ちょうどベルトの通し穴のようなものが空いていてそこを通せる。まあそれでもゴツイはゴツイのだが(^^ゞ
ベルト通しの様な穴がある。
ベルト通しの様な穴がある。
ちょっと頭がデカイので使い捨てタイプに比べると締めた側の断面が真円に近くなくて涙状にはなってしまうけれど、何度でも取り外しができるのとケーブルを傷つける可能性が低いので、LANケーブルの取り回しを変更したりする事があったりする現状ではとてもイイ感じ。

適材適所で!
*本品からのリンクは100本入りですが、購入品は10本入り。

【製品仕様】
全長:130mm
幅:6.7mm
結束径最大:φ30mm
材質:ナイロン66

エスケイ工機 RS-130HC 製品紹介ページ
  • 購入金額

    159円

  • 購入日

    2014年02月11日

  • 購入場所

    ロイヤル

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