Arduinoはオープンソースハードウェアなので、様々なメーカーからArduino互換機が出ています。こちらも例によって、Galileo
を使ったオリジナル試作機の開発用にZigsow様から提供して頂いたパーツです。
こちらは、中国のDFRobot社が販売している「DFRduino UNO R3」という
の互換機です。本家Arduino Uno R3より800円ほど安いです。
諸般の都合上、互換機は「Arduino」と名乗ってはいけないのでこれに限らず、Arduino互換機の名前は「なんちゃらduino」という名前のボードが多いです。
早速、本家と比較してみましょう。
結構外箱は簡素です。
本家に付いているステッカーはありません(当たり前)。その代わりに緩衝シートが入っていました。
緩衝シートは本当に輸送時の衝撃をやわらげるために入れました、と言わんばかりの素材でできています。ESD対策など念頭にないようです。流石中国。
その代わり、各入出力ピンフレームは用途に応じて色分けされています。
デジタルピン群は緑、アナログピン周りは青、電源周りは赤、と色とりどりです。
コンデンサは25V品が使われています。筆者は電源に15Vを入れてみましたが(推奨電圧は7~12V)、問題なく動作します。流石中華パワー。
電圧レギュレータ(上写真、USBコネクタ下の部品)も本家が小さい表面実装部品であるのに対し、本品は少し大きい表面実装部品を採用しています。
ピンフレームの色も明るい色調のものを搭載しているので、挿すピンの場所を探すのも楽です。
後発ならではの改良点ですね。
ただ、難点としては本家Arduino Unoがopti bootloader(プログラムメモリ32KBの内0.5KBしか容量を喰わない)という最新のArduinoブートローダー(AVRマイコンをArduinoとして振る舞うようにするファームウェア)を搭載しているのに対し、こちらのファームウェアは旧型で、2KBも容量を喰ってしまいます。しかしそれでも30KBあるので特に支障はないかと思います。
現在試作機の一部となっているので、もっと写真が出せないのが残念です。
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購入金額
2,290円
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購入日
2014年02月頃
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購入場所
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