暇だ、病院は暇すぎる、、、何か作りたい
自作、、、PCはなんというか、現状のスペックに満足してしまっている。
でも何か作りたい病がムズムズ、、、ムズムズ、、、
趣味で新たに始めるには電子工作はわからんし、、プラモも積みそうだ。
手ごろな価格で何かないかと調べると食品系で結構面白そうなものが、、、
やはり、、、手づくりビール(5kぐらいから)しかあるまい、、、、
ぽちっ
やっちまった。
5kの入門キット買うつもりが、16kの30LタンクキットIYHしちまった。
もう引き返せねぇ、、、740ml耐圧ペット30本付属とかどうすんだ
と、とりあえず
ビールに貼るラベルでも考えるか
うむ、かわいく出来た。
さて、醸造キットも発送されたようなのでビールの作り方を調べると概ね以下の通りらしい。
1.道具を消毒
2.タンクに材料(モルト+イースト+砂糖+水)をぶちこみ撹拌。(25度)
3.発酵するのを待つ(20〜30度に保つ)
4.砂糖ちょっと入れて瓶詰(20〜30度に保つ)
5.飲みたくなったら冷蔵庫に突っ込む
つまり、真冬に始めるのはちと難。
まともに飲めるものが出来上がるのか、不安になってきたぞ
商品が到着
写真に写ってるのはビールの素(モルト缶)と洗剤、殺菌剤、比重計、デキストリン(砂糖の代用)、カーボネーションドロップ(プライミングシュガーの代用)、30L容器、かき混ぜ棒、抽出コックです。
この他にペットボトル30本、英文マニュアルと解説DVDがついておりました。
缶にはふたの中にイーストが入っておりますが、あえて市販品でおいしいと評判の「S04」とドライラガー風味にしたかったので「エンザイム」を10g投入しました。
一通り器具を洗浄&殺菌したら、冬場なのでモルト缶を湯煎して中身をゆるくします。缶切りでキコキコして、モルトとご対面。ちなみにオーストラリアンラガーキットですが、S04も付属のイーストもエール(常温上面発酵)タイプです。真冬なんでラガー(低温下面発酵)でもよかったんですが、発酵に時間がかかる上に初心者には難しいと思われますので回避。
ある程度お湯を張ってだらーっと投入。
天然水仕込みの場合は使う水はすべて煮沸しないと危ないようなのですが、、
あまたりんビア工房のうりは100%水道水(tap water)なのです。(まて
水とお湯を適当に継ぎ足しながら、砂糖(デキストリンは今回使わず)を入れかき混ぜて30度付近を目指します。
仕込み量は23Lちょうどくびれの上の部分までです。
写真はまだ1/3ぐらいですね。いっぱいになって温度が30度切ったら前述のエンザイムとイーストを入れます。熱いとイースト菌が死滅するので注意とのこと
冬場なんでアルミシートで包んで足元用ホットカーペットで保温。
弱設定で26度で安定しました。
んで、一日後。雑菌が入るので明けない方がいいのですが、
細かな泡がぷつぷつ弾けて甘酒のような匂いがしてきました。
5-10日ぐらいで一次発酵が終わるそうなので楽しみです。
およそ1週間立ちましたが、途中温度を下げたので発酵しきってない様子。
まだ炭酸が抜けておらず、飲むとやや気の抜けたビールのようです。
比重計を使って発酵具合を調べてみます。
計算上ですと終了比重は1.002になります。
比重計の見かたですが、1目盛りり0.002です。
比重1.006(写真は間違い)ですので、もうあと2目盛り下がれば理論上終了っぽいですね。
水温17度と低めなので、すこし温度を上げて活性化させてみます
1次発酵が終わったので、瓶詰開始です。
レジューザーは押し付けている間だけ中身が出てくるので、便利。多少漏れますけどね。
ビンの中にはプライミングシュガーが入ってます。
この砂糖が発酵してビンが膨れて、炭酸が入ります。
最初から計った量が氷砂糖のように加工されてるのが売ってまして
それ↑はカーボネーションドロップと言います。
容器の底には澱(おり)と言われるイースト菌とかビタミンがたまってます。これらは飲んでも害はないどころか、エビオスとか強力わかもととかの原料なので栄養たっぷりで肥料にもなるんですが、味は悪くなるのでなるべく入れないようにしました。なお触った感じは水で溶いた天ぷら粉。
イーストは生きてるので、パンに使ったり、このままもう一回仕込むなら一握り移してやればイースト流用出来るらしいが、30本飲み終わるのはだいぶ先なので廃棄します。庭で雑草伸ばしても仕方ないし。
んで、前にデザインしたラベルを作成。縦横比の関係で一部切れた模様。
張り付けましたので2週間後には2次発酵も終わり飲める寸法です。
入院中にビール造りを思い立ち、術後約一か月が経過。
ついに完成です。
うめぇぇ!久々の酒だからか、とにかくうまぁぁっぁぁっぁぁあ
ごきゅごきゅ、、、、、
あああああ、いててててててて、、、(腹痛
そう、あまたりんは胃を切ったので、ほとんど飲めない食えないのであった(涙
よいこのみんなはお医者さんが言う事は守ろう。あとで手痛いしっぺ返しを食うぞ!
尚、酒税法によりアルコール度数1%を超えるお酒の醸造は禁止されているので、醸造時に糖質を入れ過ぎないように注意してください。(砂糖、デキストリン、ドライモルトなど)
「入れるなよ、絶対に入れるなよ」
と言う訳で、長きに渡り日記で連載していた「あまたりんビア工房」も一段落です。
2回目からはモルト缶と砂糖があれば出来ちゃいますのでベルギー風黒ビールにも挑戦してみたいですね。
尚、1%未満では満足できない人は焼酎を割って飲めばいいのです。
自分はホッピー大好きですw
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購入金額
15,219円
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購入日
2014年02月頃
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購入場所
ブリューランド楽天市場店
退会したユーザーさん
2014/04/06
作るのが手間がすごいかかりそうですね!
でも、凄くうまそうです!(*´ω`*)
あまたりんさん
2014/04/06
道具も炭酸の空きペットボトルとかで代用できますんで5kから始められます。
ただ今回ラベルなど色々無駄なことをしたので20kぐらいかかりました orz
北のラブリエさん
2014/04/06
死んだばあさんはどぶろく作って飲ませてくれました。
うまかったなぁ。
//もう時効だよね
ばあさん、あの世では酒税法はないと思うからじゃんじゃん作ってclayじゃんじゃん作ってくれい(・∀・)
あまたりんさん
2014/04/06
酒税法はビールに関しては緩くなって年間6万リットル作って売って納税できるならビールの作成は可能です。ちなみに缶ビール350mlあたりの税金は85円ぐらいだったような。うへぇ。
酒税が高いのは仕方ないですが、最低6万リットルは個人には無理ですね。