結婚する前に妻からもらった腕時計です。
現在は本体のみの状態で、元々は厚めに仕上げられた牛革製(ブラウン)のバンドが付いていましたが、長年の使用でカッピカピになってしまったので、処分してしまいました。
ケースはシルバーとゴールドのコンビモデルで、コインエッジのベゼルやプッシュボタン、ギョーシェ彫りが施されたシャンパンゴールドのダイアルがクラシカルでエレガントな雰囲気を出しています。
裏側はムーヴメントが見える裏スケルトン仕様です。この頃のORISの自動巻ムーヴメントはローターが赤いのが特徴だったと記憶していますが、本モデルはゴールドなローターになっています。
ムーヴメントはETA(バルジュー)7750ベースのオートマチックで縦3カウンター仕様の定番クロノですが、曜日表示を省いた日付のみの表示で、17石、8振動モデルとなっています。ローターが大きいので時計を揺らすとブンブンと音を立てて回りますが、28,800回転するハイビートの音はほとんど聞こえない静音設計となっています。
購入してすぐにローターを留めているネジが外れてローターが外れる不具合がありましたが、その時は自分で直しました^_^;
ムーヴメントの厚みがあるため、本体ケースも肉厚にできています。そのせいでケースの径は38mm程度ですが、厚みが14mmあるので手に取ってみると意外とボリューム感があります。このケースには肉厚の革製バンドが似合うようです。
ストップウォッチの作動機構はカム方式で、ボタンを押した感触はかなり硬くガリっと音がするような感じで初めからスムーズ感はありませんでした。さらに本製品のプッシュボタンは先が丸くなっているので、何度も押していると指が痛くなります。
ちなみに現在は、ボタンが固着気味で押すと戻ってきませんorz
風防はミネラルガラスで既にキズだらけで、一部欠けている部分もあります。特に乱暴に扱った記憶はありませんが、今まで使ってきた時計の中で最もキズ付きやすいものでした。
結婚して数年は使用していましたが、キズが目立つようになったことに加えて、時間が狂うようになってきたので、完全に壊れる前にオーバーホールに出そうと思いながら放置していました。どうしても新しいものの方に目がいってしまうんですよね^_^;
ということで、そのうちオーバーホールに出そうと思っています。
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購入金額
0円
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購入日
1993年頃
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購入場所
パッチコさん
2014/04/01
自動巻き時計は結構壊れやすいので、やはり信頼できるメーカーですね。
izappyさん
2014/04/02
中華7750が入ったものも持っていますが、形はソックリでも何か時間合わせしたり、あえて手巻きした時に引っ掛かるような感触があったりして、精度の低さを感じます。それでも意外と壊れないのは基本設計が良いからなのかも知れませんね。。。
中華ムーヴは使い捨てですが、ちゃんとしたメーカーのものはきちんと修理してでも長く使いたいですね。
たっつぁんさん
2014/04/02
はは、早く、OHして使いましょう!! 眠らせておくには勿体なさすぎます!!
カッコイイ…品がある…
ウットリ…
izappyさん
2014/04/02
そもそも汎用ムーヴメントなので、メカとしての存在感はそこそこありますが、パーツ自体の形状的な美しさはあまり感じられませんね。せっかく裏スケルトンで中が見えるようになっているのだから、もっとローター部分などを装飾性のあるものにして欲しかった。。。
OHは結構高そうなので...