久しぶりの持ち物登録です。
こちらも、Galileoレビュー用にZigsow様から提供して頂いたパーツです。
何せここら辺ずっとGalileo
とArduino
と
を使ったメカニカル駆動部分のデバッグに明け暮れていたので…(^^;)
簡単にいうと、RS-232C のTTL信号をUSBで扱えるようにするためのアダプタです。
RS-232C関係で有名な石といえば私の知る範囲ではMAX232がありましたが、時代は変わって、今はこのFT232RLが使いやすく安定しているようです。
ちなみに、このFT232RLはちょっと古いモデルのArduino(Duemillanove、NG他)に使われています。
最新のArduino(Uno)ではFTDI社製のチップはオミットされ、予めUSB-CDCデバイスとして振る舞うプログラムを書き込んだAVRマイコン(ATMega16U2、UART→USB変換機能をチップ内に内包)が使われています。よって最新のArduinoでは都合上マイコンチップがATMega328P(DIP)と面実装型のATMega16U2、2つもマイコンが載っています。
変換モジュールの名が表わす通り、もうすでに完成品です。
狭ピッチのICをはんだ付けするのには普通はかなり苦労することを鑑みての配慮でしょうが、電子工作が出来ないのはちょっと面白味に欠けますね。
ただこのくらいの狭小ピッチになるとフラックスやら精密コテなどが必要になってくるため、完成品として売り出した方が失敗も少なくていいのでしょう。
FT232RLはこの小ささにもかかわらず、受信用に256Bytes、送信用に128Bytesのバッファを内蔵しています。
外部発振子も要らず、シンプルな構成です。
FTDI社製のFT232RL(UART->USB変換インタフェース)とAnalog Devices社製のRS-232CトランシーバーICから構成されています。
最近のPCはシリアル端子やプリンタポート端子が無い、所謂「レガシーフリー」化が進んでいますので、RS232Cを使う場合には必須と思われます。
特に外部電源も要らず(USBからの電源で動作します)、ボーレートも9600baudはもちろんのこと、なんと300から460kbaudまで対応しています。
Windows8.1環境下では特にドライバも要らず、OS内蔵のドライバで認識しました。
ただ、OS標準ドライバでは古いままなので、別途FTDI社のサイトからドライバをダウンロードする必要があると思います。
Galileo
との接続には115200bpsで接続します。
Arduino IDEから呼び出せるシリアルモニタは、スケッチでSerial.println()などの関数の結果しか返ってきません。
Galileoのφ3.5mmジャックからシリアルポート経由でアクセスすると、このように細部の挙動を知ることもできます。
Galileoとの接続に使うシリアルケーブルは自作しました。
いつかはチップ部品や面実装部品をはんだ付けしてみたいものです。
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購入金額
1,400円
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購入日
2014年03月頃
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購入場所
Zigsowプレミアムレビュー
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