身内のノートPCのHDDが壊れたので、せっかくだからSSD化してくれと頼まれる。

このノートPCはP-ATAタイプじゃないですか。P-ATAなSSDって妙に割高だからなぁ。うーん。

そこで、使えるものは無いかと探しましたよ。

玄人志向 KRHK-mSATA/I9

mSATA SSD→2.5型IDE SSD変換基板

せっかくだから俺はこの赤の基板を選ぶぜ！(お約束)

ちょっと試しにネジを外してひん剥いて、どんなチップが使われているのか覗いてみましょう。

MARVELL SATA-TO-PATA BRIDGE 88SA8052 ですね。

で、mSATA SSDは SanDisk SDMSATA-128G-G25C を使ってノートPCに組み込んでみました。

無事に認識されていますね。マザボ上では一応シリアルATAポートも備えているみたいですが内部で更にPATA変換かましてるみたい。よっぽどノートPCメーカーはPATAなHDDの在庫がたまっていたんだろうなーと訝ってしまいます。

ベンチマーク結果

右側がアライメント調整前。

左側がいったん別PCにてUSB変換経由で AOMEI Partition Assistant を用いてパーティション開始オフセットを4096の倍数になる様に調整したもの。

msinfo32 より

mSATA→PATA変換かましてると、この程度なんかね。

SanDisk SDMSATA-128G-G25C はシーケンシャル 書込み 500MB/s以上出る高性能SSDなのにちょっと勿体無い気もします。

若干やや発熱が気になりますが、多分大丈夫でしょう。

今どきWindowsXPだとTrimも非対応だし、色々と細かい設定が面倒です……

一応、先方は

「直って良かった！ これでまた フリーセル が楽しめる！」

と喜んでくれたので何よりですが。

もちろん、WindowsXPでインターネットには絶対に繋げないようにと釘を刺しておきましたよ。