デバイダーは、コンパスのような形をしていて、両端が針になっている製図道具です。色々なサイズがありますが、コンパスのように先っぽや途中が折れ曲がるようなタイプはほとんど見かけません。
デバイダーにはイギリス式とドイツ式があるようで、棲み分けがどうなっているのか実はよく分かっていませんが、ハサミの柄を取ったような形で脚の軸が一つのものがイギリス式で、軸が別々になっているものがドイツ式であると勝手に解釈しています^_^;
その解釈でいくと本製品は後者の方なのでドイツ式となります。一般的にはドイツ式の方が安価なものが多いとされています。イギリス式は私の中では海図などに使うものというイメージがあります。
私が所有しているモノは30年以上愛用しているもので、モノの長さを測って、その長さを他に移したり、分割したりするのに使いましたが、製図用途以外に模型のケガキや地図の距離を測る時によく使いました。
仕舞い寸法は約15cmで、股割り状態で約26cm、脚を開いて測れる寸法は最長で20cmくらいとなります。ただ、広げ過ぎると角度的に無理があって正確さにも欠けるので、無理なく測れるのは15cmくらいだと思います。
機構という程ではありませんが、一見バラバラに動きそうな2本の脚は根元の歯車でリンクしており、中心のつまみに対して均等な角度で開きますので、バランスも良く不用意に広がってしまうのを防ぐのにも役立っているような気がします(ちょっとこれは自信が無いw)
最近は大抵のことをPC上で済ませてしまうし模型作りなどもあまりしなくなったので、ほとんど使わなくなってしまいましたが、いつでも使えるように引出しの中にスタンバイさせています^_^;
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
hatahataさん
2014/03/20
単純そうなのにしっかり歯車まで仕込まれているとは。
模型製作でちょこちょこっと要ることがあって、そのためだけに高額なモノを買うのもと、もともと持っていた100均のコンパスをもうひとつ買って、針の方だけ組み合わせて使ったこともあるのですが、使えはしますが使い安いモノではありませんでした。(笑)
izappyさん
2014/03/20
昔の製図用具(安いセット品)は大体こんな感じの実用性重視のモノが多かった気がします。かなり荒削りな仕上げですが、それがプロっぽいといえばプロっぽいのかな?w
何にしてもオール金属製だし特に壊れる要素も無いので、きっと一生使えます^_^;
コンパスを二つ組み合わせてデバイダーというのは、なかなかのアイデアですね。全く思いつきませんでした!
hatahataさん
2014/03/21
izappyさん
2014/03/21
ありモノを有効活用するというのは、非常に素晴らしいことです。それに高価で立派な道具が無くても創意工夫で何とかした時の方が、してやった感というか満足度が高いかも知れませんね。。。でも、高価な道具から入るというのも、ヤル気を奮い立たせたり、自己満足に浸るには良い手ではありますよね^_^;
notokenさん
2014/03/21
プラスチックなんかに円を描くときに使うやつですね…。
izappyさん
2014/03/21
あれ、そんなにマニアックだったでしょうか?
私の中では誰でも持っている(持っていた)文房具のつもりだったのですが...
プラスチックなどのケガキには良いですが、金属相手にはケガキ専用のものを使っていました。
はにゃさん
2014/03/22
なんで買ったのか覚えていないです。距離計測というよりモノ自体に興味があったのかも。
izappyさん
2014/03/22
そういえば、昔は内田洋行って人の名前(フルネーム)
から取った会社名だと思ってましたw
昔はよく○○洋行という会社名を聞きましたが、
今はあまり聞かなくなった気がします。。。