具体的には、一部のよく使われるキーを利用すると、キーがきしむような音がするようになってきたのです。入力に差し支えはありませんし、恐らく一度分解してキースイッチの手入れをすれば改善するとは思うのですが、何となくがっかりしたので新しいキーボードを買ってみました。
個人的にはあまり英語配列のキーボードは好きではないので、日本語配列で質の良いものをと考えて探した結果、見つかったのがこのMSI CK-Seriesでした。
メカニカルは打鍵音がうるさいので好きではないのですが、前回G105のレビューでも書いた通り高品質なメンブレンキーボードがなかなか手に入らないので、1度メカニカルを試してみようかと考えて買ってきたのです。Cherry製スイッチのメカニカルキーボードは、PS/2ではないATキーボードで大昔に買った(300円ぐらいの未チェックジャンク)程度であり、かなり久しぶりということになります。
このCK-Seriesはキーボード自体はPS/2対応品であり、出荷時からUSB-PS/2変換アダプターが装着済みとなっていることで、USB接続対応品という体裁となっています。
梱包から取り出してまず気付くのは、キーボード本体が意外なほど重いということです。シャシーがかなりしっかりとした金属製であることが効いているのでしょう。激しく叩いても剛性が高いため、全く不安感無く受け止めてくれるのは好印象です。
しかしやはり打鍵音はかなりうるさいです。店頭で確認した際にはそこまで感じられなかったのですが、部屋で文書入力をしてみたり、某サッカーゲームをプレイしてみたところ、打鍵音がうるさくてかなり耳障りです。
そして剛性の高さとトレードオフの関係ですが、腱鞘炎が悪化している私の手にはかなり衝撃が強く、手がすぐに痺れてきてしまうという問題があります。ここまで剛性の高いキーボードは今まで使ったことはなかったので、手への悪影響は想定出来ませんでした。
このキーボード自体は価格の割に良く出来た製品だと思うのですが、どうやら私にはメンブレンキーの方が合っているようです。
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購入金額
4,980円
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購入日
2014年03月10日
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購入場所
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