見た目が良いだけのチャラ男ヘッドホンはパイオニア製
すごく音は良いけど、装着感の悪さが気になるのはケンウッドビクター製
これも既にディスコンではありますが、うちに2台もあるのが、こちらのソニー製ヘッドホン
MDR-XD150B
まったく凝った構造は無い 両出しケーブルのTV用ヘッドホン
うちの家内は このヘッドホンのお得意様です
プロの現場で培った人間工学が活きている と思う
ヘッドバンドは、上図のような構造で伸縮します。 ロック機能は備わりません。
ヘッドバンドと左右ハウジングを繋ぐ部分に回転機能は備わりません。
ヘッドバンド自体も硬質樹脂で、クッション機能はありません。
でもね ものすごくフィットします
もともと軽量なヘッドホンではありますが、それ以上に軽く感じます。
ゼンハイザーなどとともに、音質追求ではなく ダメ出し用のチェック使用として長時間装着を余儀なくされるプロの現場で支持されている ソニー製ヘッドホンのノウハウが活きていると思います。
私の頭は大きめ 家内の頭の小ささは人口の上位10%に位置するらしいののですが
その両極端の二人が揃って 装着感が良いと言うのですから 大したものだと思います。
奥は10年以上前に買った製品 既にクッションのウレタンが剥がれております。
Amazonなどで社外品の補修部品が売られておりますが、二千円前後で新品が買えるなら、新しいものを買おうということになりました。
それもすでに3年ほどは使っているはずですが、きれいな状態に保たれております。
音・サウンドはケンウッドビクターの方に軍配が上がります。
金メッキミニプラグ両出しケーブル の このソニー製ヘッドホンの音質を言葉で表すなら
低域方向も 高域方向も 欲張らずに あるところで スパッと切れているように聞こえます
価格が20倍ほど違いますが、同じソニー製のヘッドホンと比較してみると
パイプオルガンの左手側で無反応 ウッドベースのサイズが小さくなる
ハイハットの輝きが後退する 楽器の数が減る 拍手がすこし湿度を帯びる
でもね それは当たり前です。 価格が違います 用途が違います
その割り切りの中で、使用者が 「こもり」や「きつさ」「暴れ」や「陰気」を感じなければ良い
そう考えた設計者の意図を感じました。
TV音声は意外とワイドレンジなので、分解能が高すぎるヘッドホン 低域をとことん伸ばしたヘッドホンでは、暗騒音(スタジオ内のスタッフが出す音など)が気になることがあるようです。
TV用と割り切った音作り
TV用だから 長時間使用時に 痛さや蒸れを感じさせないデザイン
現場で培ったSONYのノウハウが活きている そんな感じを受ける名品だと思います。
購入時期 価格 店舗 うろ覚えです
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購入金額
2,000円
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購入日
2008年頃
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購入場所
ヨドバシカメラ
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