レビューメディア「ジグソー」

綾波カラー?水樹ブルー? ちょっとトイっぽいカラーリングだけど、性能は本物だよ

私が初めて購入したデジタル一眼レフカメラ PENTAX K-m は、今年で6年目に突入です。

新しいデジタル一眼レフカメラが欲しいと思いながらも、使用頻度と費用の両面から購入に踏み切れませんでした。

SONYのNEXシリーズかPENTAX K-5Ⅱsにするか、 K-5II レンズキット DA18-135mmWRにするかと悩みながら、価格推移と睨めっこの日々。

そんな中、購入候補に急浮上してきたのが、このPENTAX K-01です。

アウトレットなら、カメラボディだけで2万ちょっと。

※ここで言うアウトレットとは、ショップがレンズキットからレンズを抜き取った残骸です

最安値29800円でしたが、ビックカメラでは32800円+ポイント10%で、ポイント5%を生贄に延長保証5年を召喚しました。

ただ、私が購入した翌週には、各ショップが一斉に値上げしました・・・危なかった。

 

さてさて、このK-01ですが発売日は2013年7月。

一見、最新機種のようにも見えますが、実は2012年3月に発売しましたが、ミラーレスなのに一眼レフ並みにデカイ点が不人気なのか一旦販売終了しましたが、新カラーで再販されたモデルなのです。

だから、性能は2年落ちという事です。

 

このダサいナウいデザインは、かの有名かどうか私は知らないなプロダクトデザイナーのマーク・ニューソン氏が、Kマウントのフランジバックという圧倒的ハンデを無理矢理抑え込んだ、カメラ史に残るであろう作品です。

多分、K-02等の後継機は発売されないんじゃないかと。

※フランジバックとは、レンズの後玉~フィルム面の距離で、ペンタミラーが入るスペースです。ミラーレスでは距離を短く出来るが、K-01では既存のKマウント用レンズを使う為に、一眼レフ機と大差無い分厚いボディを余儀なくされています

 

発売当初のK-01は、黒×黒、黒×白、黒×黄の三色でしたが、再販で青×白の綾波カラー?水樹ブルー?なカラーになりました。

この青×白は、マーク・ニューソン氏が指定したのか怪しい気もするけど、意外と悪くないと思う・・・否、思いたい(笑)

実は、この新K-01は色が変わっただけではありません。

マーク・ニューソン氏の拘りで、フラットなデザインだったMF⇔AFのスライドスイッチが、通常のギザギザタイプになっています。

他にもあるかもしれませんが、旧K-01を所有していないので分かりません。

 

グリップ部はバッテリーの向きを横向きに収納するようにデザインされており、出っ張りが少なくなっています。

普通のミラーレスならボディの薄さが理由でしょうが、ほぼ一眼レフと同じサイズのK-01では機能性よりデザイナー優先って所でしょうか。

表面にゴムを貼っているので、意外とグリップ感は悪く無いですよ。

グリップの手前側に、SDカードスロットやインターフェースがあります。

ハードな構造では無く、ゴムをペロっと剥いてアクセスします。

耐久性が無さそうな(汗)

一応、SDカードは樹脂製の内蓋が付いているので、少しは安心ですけどね。

※AFで撮影しましたがピントが合っていません・・・これが、K-01なら余裕で合わせれます

後、特徴的なのが内蔵フラッシュでしょうか。
K-m等のデジタル一眼レフなら、ファインダーがある位置にフラッシュが格納されています。

シャキーン!!!

白いボディは、マットなホワイトで塗装感が半端無いです(笑)

直ぐに傷だらけで汚れそうな感じがします。

使い込むと味になるのか!?

 

と、デザインの事はこの辺にして、ここからはカメラの性能について軽くレビューしたいと思います。

K-01を購入してからは、K-mの出番はほぼ無くなりました。

圧倒的にK-01が良いですね。

私は視力が悪いので、マニュアルフォーカス(以降、MFと略します)でのピント合わせが苦手でした。

これが、K-01を使うようになって、MFでのピント合わせが楽に出来るようになりました。

勿論、オートフォーカス(以降、AFと略します)でも好きな所にピントが合わせれるので、便利になりました。

K-mはスーパーインポーズが無いので、カメラ任せか中央フォーカスしか出来ません

もう、これだけでK-01を購入して良かった!って思います(笑)

 

K-mはCCDですが、K-01では裏面照射型CMOSを搭載し、実用出来るISO感度が大幅にアップしました。

でも、大抵は三脚を使って撮影するので、ISO3200とか使いませんけどね。

画質は、凄くシャープに感じますね。

真偽は定かではありませんが、ローパスフィルターが薄いらしいですよ。

元々の購入候補であったローパスレス機のK-5Ⅱsとの比較が出来ませんが、満足しています。

 

使う場面があるか分かりませんが、以前から使ってみたかったインターバル撮影もあります。

タイムラプス動画とか作ってみたい!

 

えっと・・・作例ですか?

なかとです(汗)

 

MF専用の古いレンズや、マウントアダプター等で他社のレンズをMFで使う方にもオススメな、コストパフォーマンスが高いミラーレス機だと思います。

まぁ、それ以外のカメラ初心者にはオススメ出来ないとも言えますね・・・

 


ざくっと、PENTAX K-mとK-01の違いを書きます。

有効画素数も約1.6倍になり、SDカードの撮影可能枚数は激減(笑)

動画撮影やHDR撮影も可能になりました。

 

 

 

 

  • 購入金額

    32,800円

  • 購入日

    2014年02月26日

  • 購入場所

    ビックカメラ

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