去年の冬に取り付けたグリップヒーターですが、左側のグリップヒーターの接着が取れてしまい、空回りするようになりました。
付属の接着剤は瞬間接着剤系で、取り付け時もかなり苦労したのに、こんなに簡単に剥がれるとは思いませんでした。
そこで、DAYTONA ホットグリップ 専用接着剤か二液混合エポキシ系接着剤を買うか迷っていましたが、コニシ ウルトラ多用途SUも結構良いらしいとのネット情報から、試しに購入してみました。
コニシ ウルトラ多用途SUは三種類あります。
・コニシ ウルトラ多用途SU(レギュラータイプ)
・コニシ ウルトラ多用途SU プレミアムハード
・コニシ ウルトラ多用途SU プレミアムソフト
この中で、私はポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)も接着出来る、プレミアムソフトを購入しました。
選択理由は、グリップヒーターの樹脂が何か分からないのと、初期固定時間が15分と比較的長い為です(レギュラータイプとプレミアムハードは5分)
初期固定時間が短いと、グリップヒーターに付属の瞬間接着剤のように、押し込む途中で固着してしまい、プラスチックハンマーで叩きこむ羽目になりそうで・・・
付属品は、新開発高性能ヘラです。
容量によって、ヘラのタイプが違うみたいですね。
実際にグリップヒーターを接着する前に、別のモノを接着してみました。
弾力性があるので、ガッチリ固定したい個所には向かないので、意外と汎用性は無い気がします。
合皮等の貼り合わせや剥がれかけた靴底等の、柔軟性が必要である程度の塗布面積がある接着に向いてそうです。
それでは、実際にグリップヒーターを接着してみました。
◆接着面をパーツクリーナー等で綺麗にする
瞬間接着剤の残りを取り除こうと思いましたが、それらしい接着剤が殆ど残って居ませんでした(汗)
ハンドルの方に少し残っていたので、綺麗に剥ぎ取りました。
◆ステンレス直定規にウルトラ多用途SUを塗布する
今回の場合、ハンドル表面とグリップ内側に、薄く塗る必要があります。
※空気中の湿気に反応して硬化するので、湿気を通し難い樹脂と金属の組み合わせの場合、お互いの接着面に薄く塗る必要があります
グリップの内側に塗るには、指で塗り拡げた後にステンレス直定規で薄く伸ばすか、ステンレス直定規で直接塗り拡げるかだと思います。
まぁ、ステンレス直定規以外でも割り箸等の真っすぐな棒状のモノなら、なんでもOKですね。
◆グリップ内側とハンドルにウルトラ多用途SUを塗布する
結構、微妙な感じに塗り広がりました(汗)
ハンドル側は、ハンドル全部では無く7割程度残した方が良いですね。
押し込んだ際に、余分な接着剤が押し出されて行くので、はみ出さないようにする為です。
◆グリップをハンドルに押し込む
ハンドルとグリップにウルトラ多用途SUを塗り拡げたら、後は力づくで押し込むだけです。
瞬間接着剤では、半分も押し込んだらウンともスンとも言わなかったのですが、今回はなんとか最後まで押し込めました。
作業の際、グリップの良い手袋の着用をオススメします。
ちょっと、押し込み過ぎた気もしないでもない(汗)
グリップヒーターの配線処理や、取り外したカウル等を装着し終わった頃には、初期固定が終わったようで意外にシッカリしていました。
明日、プチツーに行く予定なので、固着具合を確認してみます。
⇒7時間以上のプチツーでしたが、固着力は十分でした。接着面積も広いので問題無いようですね。
ウルトラ多用途SU プレミアムソフトの耐熱温度は、-30℃~80℃とグリップヒーターでも大丈夫そうな感じです。
普通のグリップの固定なら、プレミアムソフトでは無くレギュラータイプが良さそうですね。
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購入金額
498円
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購入日
2014年05月21日
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購入場所
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