1998年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のパズルゲーム。

『レッキングクルー'98』は、ニンテンドウパワーで供給されたゲームで、名作『レッキングクルー』を踏まえた対戦型の落ち物パズルです（ROM版でも販売されました）。ソフトを起動すると、『レッキングクルー』と『レッキングクルー'98』のどちらで遊ぶかを選択できます。

『レッキングクルー』を選んだ場合、懐かしのファミコン版（1985年）を遊ぶことができます。操作方法やステージ構成の点では変わりはありませんが、さすがにサウンドの点ではハードの違いが認められます。また、《DESIGN》で作成したステージを保存することが可能です。

『レッキングクルー』

『レッキングクルー'98』を選んだ場合、最初は《ストーリーモード》と《対戦モード》しかプレイできまん。ストーリーモードを攻略して使用できるキャラが8人以上になれば、《トーナメントモード》が追加されます。

ゲームのルールは簡単です。自陣フィールド内のブロックやパネルをハンマーで叩き壊し、同じ色のパネルを4枚以上に並べて消し去ると、パネルの色に応じた攻撃が対戦相手に降りかかります。これを巧く利用して、対戦相手をGAME OVERに追い込めれば勝利となります。

『レッキングクルー’98』

一応、ナスビ仮面や意地悪おじさんブラッキーといった敵キャラが登場し、マリオもヘルメットを被ってハンマーでブロックを破壊していきますが、『レッキングクルー』とはシステムがあまりにも違いすぎて、続編だと期待すると大きな失望感（コレジャナイ感）を味わいます。とは言え、ゲーム自体は中毒性が感じられますので、ハマりやすいと言えるかも知れません。