雨の日に履く「革底でない」革靴を３足持っていて、そのうちの１足です。

途中までもう１足雨の日用のビジネスシューズを持っていましたが、

４足のうちでいちばん出動回数が多かったミズノのゴム底ハイテク革靴は、

底に穴が開いて５年以上前に退役を余儀なくされました。

雨の日用ビジネスシューズ３足体制となってからは、

このロックポート製が最多登板選手ですね。

ロックポートは、この種のゴム底ハイテク革靴を作るメーカーの中では異色の存在です。

スポーツ用品メーカーさんの作る革靴って、不適切な表現かももしれませんが、

いってみれば「余技」でやっているというイメージが拭いきれません。

そういったメーカーさんが、ドレスシューズタイプの靴を作る場合、おそらく、

野球のスパイクやサッカーシューズを作るノウハウから出発していると思われます。

対して、ロックポートは、スポーツシューズのテクノロジーを採り入れて、

快適で身体にやさしいビジネスシューズを作ろうという思想で始まったメーカーです。

いまでこそ アディダスグループの一ブランドになっています が、

この靴を買ったときはまだ買収される前でした。

このモデルはすでに現行のラインナップにはありません。

現行製品でいちばん近いモデルを挙げるとすれば、

Dialed In Captoe（ダイアルド イン キャップトウ） あたりになりますかね。

ダメージが蓄積していて退役が近いです。今年いっぱいぐらいで引退かなあ。

中年大学院生となって２年目から仕事をしなかったので、

途中４年ぐらいほとんど履いていませんでしたが、

それでも 実働10年です。よく頑張ってくれました。